感動の「阿修羅像」との対面。
興福寺の「国宝館」では、数々の仏像や絵画などの収蔵品が公開されている(館内での撮影は禁止)。
何年も前のことだが、この阿修羅像が東京にきて公開され、大人気になったことをかすかに記憶している。
その時に観たかったのだがチャンスを逃し、今回の旅では必見ポイントの一つとしていた。
阿修羅像は三つの顔と六本の腕を持つ、若々しい顔をした立像である。
しっかりと眼を見開いた表情には、思わず見とれてしまう美しさが漂う。
何に喜び、何に怒り、何を悔い、見る人に何を諭そうとしているのか・・・。
興福寺はJR奈良駅から歩いても20分もかからず、近鉄奈良駅からは数分の距離であり、朝9時にはオープンする。
私が着いた9時を少し回ったころには、既に、修学旅行生やたくさんの観光客が見られた。
境内の建物の多くが国宝とか重文に指定されている貴重なものである。
八角形の南円堂
北円堂
東金堂
三重塔
五重塔
中金堂(再建)
今年は、五重塔の修理があるとか・・・。
今回の旅で見ることが出来たのは良かったが、工事が始まると恐らく全体が覆われてしまうのであろう。