幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

奈良の旅・その1「紅葉の高取城址」

2022-11-19 | お城

紅葉の時期に合わせ、奈良を訪ねた。

古都・奈良を中心に「古城」、「古刹」、「古墳」と歴史の跡を歩いた。

 

まずは、日本百名城の一つ「高取城」(奈良県高市郡高取町)。

この城は高取山に建てられていて、日本三大山城のひとつにも挙げられている。

奈良市内から、近鉄を使い奈良線、橿原線、吉野線と乗り継ぎ南下して、「壺阪山」が最寄りの駅である。

①駅から城跡の間をすべて歩く、②壷阪寺までバスを使いそこから城跡まで歩く、③八幡神社までタクシーを利用しそこから歩くの三つのアクセスが考えられる。

今回は、行きは③の方法、帰りは②の方法を採り城跡から壷阪寺まで歩き(約40分)、バスを使って壺阪山駅に戻った。

 

タクシーを降りると、すぐに山道となる。

15分ぐらい頑張ると、城の石垣が現れてくる。

大手門跡をはじめ、石垣の枡形をいくつも通る設計となっている。

 

十五間多門跡。

 

城跡の石垣を彩る紅葉が美しい。

 

本丸跡。

 

石塁が本丸の広場を囲む。

ここに腰を下ろして、何組ものハイカーがお弁当を開いていた。

 

ここが天守台。

本丸に一段高く石垣が積まれている。

 

天守台には高取山の三角点が置かれている。

無事登頂(登城)を果たし、三角点を踏む。

 

電車、バスを利用して行くとなると、その運行時刻を事前に調べておかないと思わぬ時間のロスをする。

頑張ってたどり着いた甲斐があって、地形を生かした巧みな城の設計、高く積まれた石垣のみごとさ、さらに盛りの紅葉を楽しむことが出来た。