学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

「怒るときは、もう少しボリュームを小さくして」

2013年05月20日 | 言葉の記録 中学生
≪中1・3月13日≫
…冷蔵庫の生肉を食べたので、厳しく怒りました。
母親「死ぬよ
有香「お母さん、怒るときは、もう少しボリュームを小さくして」
  (略)
母親「馬刺しは生で食べる肉なの」
有香「じゃあ、馬刺し買って」
母親「いつもいつも馬刺しなんて買えません」
  (略)
有香「これからは、お母さんがいる時は、『この肉をフライパンで焼いてね』って言うわ」
母親「いない時は?」
有香「飲み物飲んどくわ」


「有香ちゃん大好きよって言うイメージをした」

2013年05月20日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・5月11日≫


5月6日のことを書いたあっちこっち、まーごんの記事を読み、「あれ?」っと思いました。
6日にこの絵を見た時の不思議な感覚が蘇ったので、有香に聞いてみました。
母親「○○ちゃん(まーごん)のお母さんが『有香ちゃん大好き』って言ったの?」
有香「いいや」
母親「じゃあ、何で書いたの?」
有香「有香ちゃん大好きよって言うイメージをした」
母親「何で?」
有香「その方が○○ちゃん(まーごん)のお母さんに…」
母親「大好きって言ってもらいたかったの?」
有香「うん」
母親「有香ちゃんのこと好きだから、ご飯とか、美味しいジュースを作ってくれるのよ。分かる?」
有香「うん」
母親「分かるけど、大好きって言ってもらいたかったの?」
有香「うん」
母親「有香ちゃん、甘えんぼやね」
有香「私は甘えんぼで、とっても恥ずかしがり屋なの。恥ずかしがり屋の私で~す」


「(時計の)どこまで?」

2013年05月20日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・5月19日≫
…母親の肩をたたいてくれます
有香「何分(たたけば良いの)?」
母親「5分」
有香「(時計の)どこまで?」
母親「8」
…時計の文字盤の8を指しながら
有香「ここ?」
母親「違う。それは40分。今3分だから8分まで」


私たちは10に短針があれば10時だと思い、10に長針があれば50分だと思います。時計の針を見ながら、いちいち考えることはないでしょう。
有香は、ほぼ時計は読めますが、まだ、分かりにくい部分があるようです。
文字盤に数字が書いてない時計も、1時間ずれたりします。


「音を聞く耳なん?」

2013年05月20日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・5月18日≫
…ハンカチなどのアイロンがけは有香の仕事です。時々、裏表が反対になります。
母親「有香ちゃん、これがハンカチの耳や。こうたたむの」
有香「これがハンカチの耳なん?」
母親「そうよ」
有香「音を聞く耳なん?」
母親「違うよ

耳について調べました
パンの耳・布地の耳などの説明以外に「お金の耳をそろえて返す」という表現が掲載されていました。
今まで『お金の耳が何か?』なんて、考えたこともありませんでした。


「私はお母さんを苦しませることはできない」

2013年05月20日 | 言葉の記録 中学生
≪中2・5月16日≫
…有香と雑談中の言葉
有香「私はお母さんを苦しませるようなことはできない」

私は有香から度々「おばあちゃん(母親の実母)への言葉が厳しい。もっと優しく言うんだよ!」と注意を受けます。有香の指摘はまったくその通りです。
有香が私に示してくれるほどの愛情を、実母に向けたことがありません。
母親にとっての娘としては、私より有香の方が、はるかに優れています。