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学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

歌詞の意味

2010年07月28日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・7月27日≫

歌のCDを聞いての質問です。


…『大きな古時計』を聞いて
Yuka「何でお別れ?」
母親「死んでしまったら体はなくなって、魂…、心だけが天国に行くから、もう時計とはお別れなの。」

 真夜中にベルが鳴った おじいさんの時計
 お別れの時が来たのを 皆に教えたのさ
 天国に昇るおじいさん 時計ともお別れ
 今はもう動かない その時計
 百年休まずに チクタクチクタク
 おじいさんと一緒に チクタクチクタク
 今はもう動かない その時計
 今はもう動かない その時計


…『さっちゃん』を聞いて
Yuka「さっちゃんって誰?」
母親「誰って?さっちゃんやん。小さい女の子の名前よ。」
Yuka「何で遠くに行くん?」
母親「お父さんの仕事の都合じゃない?」


…『クラリネットをこわしちゃった』を聞いて
Yuka「何で怒られるん?」
母親「お父さんが大事にしていたのに、壊しちゃったからじゃない?」

 ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない
 ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない
 パパも大事にしてたのに 見つけられたらおこられる
 どうしよう(オー) どうしよう(オー)
 オ パキャマラド パキャマラド パオパオ パンパンパン
 オ パキャマラド パキャマラド パオパオパ

学校は本当に疲れる

2010年07月17日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・7月16日≫

…登校前のこと
Yuka「学校は本当に疲れるのよ。」
母親「もうすぐ夏休みだから、あと少し、頑張って行っておいで。」
Yuka「…。」
母親「もしお父さんが、『疲れるから仕事に行かない』って言ったらどうなると思う?」
Yuka「ご飯もアイスクリームも食べられない。」
母親「そうよ。お父さんは働くのが仕事、Yukaちゃんは小学校に行くのが仕事よ。」

厳しいお友達

2010年07月17日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・7月17日≫

…以前から、「○○君が厳しい。」と時々言っていました。

Yuka「○○君が厳しい。」
母親「Yukaちゃんに対してだけじゃないでしょう。」
Yuka「ううん。私にだけ。」
母親「○○君は厳しいのではなくて、本当のことを言ってくれているのよ。本当のことを言ってくれるお友達は有り難いのよ。」
Yuka「言い方が悪い。」
母親「Yukaちゃんはお父さんも優しいし、○○君以外に、Yukaちゃんに厳しく言う人は誰もいないでしょう。」
Yuka「うん。」
母親「優しい人ばかりに囲まれていたら、わがままになるよ。厳しい人はYukaちゃんを磨いてくれる砥石よ。そういう人が一人ぐらいいてくれて丁度いいの。」
Yuka「私は優しすぎる人がいい。」


最近、難しい話が出来るようになってきました。こんなことは理解できない…と決め付けず、何事もよく話し合って解決していきたいと思っています。
ちなみに、○○君は厳しいわけではありません。


早朝学習

2010年07月08日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・7月8日≫

昨日、Reikoさんと電話でお話をして、美憂ちゃんは漢字テストの日には5時に起きて、漢字の勉強をするとお聞きしました。そのことを夕食時に話しました。

…朝、いつもより早く起きたYukaが何故か?英語の勉強を始めました。
母親「どうしたの?」
Yuka「私は英語が得意だから勉強をする。」
父親「美憂ちゃんが朝から勉強するって聞いたから?」
Yuka「うん。」

昨日の話を聞いて、自分も勉強をしようと思うなんて、考えてもみませんでした。
お友達の存在は本当にすごいです

 CDを聴きながら英語の学習

 朝食中の美憂ちゃん。カフェのように綺麗なお家ですね

ちちんぷいぷい星陵に来る

2010年07月08日 | 言葉の記録 5年生
 母親の母校

Yukaは「難しい勉強が出来ない」と嘆きつつも「高校へ行き、大学に入ったらこの家を出て行く。マンションに住む。バイクを買う。」と言います。
これは、現在のボランティアさん(一人暮らしの大学院生・バイク所持)の影響と思います。
お話を聞いて、夢が膨らむようです

まだ小学校卒業後の進路は考えていません。でも、学生時代を楽しませてあげたいと思っています。
何事も絶対無理とは決め付けずに、できる限り応援しようと思います

ちなみに高校は父親の母校に行きたいそうです


人は変えられない

2010年07月07日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・7月7日≫

朝からグズグズして、人間関係のことで学校に行きたくないと言いました。あれこれ諭すと一度は学校に行くと言ったものの、しばらくすると「頭が痛い」「喉が痛い」「風邪ひいた」などと言い始めました。これ以上の無理強いはよくないと思い、学校を休ませることにしました。

…10時過ぎのこと
Yuka「お友達は何をしているの?」
母親「勉強をしているよ。」
母親「学校に行く?」
Yuka「行く。」

…二人で学校に向って歩きながら話し合いました。
母親「Yukaちゃん、人は変えられないんだよ。」
Yuka「どこに?」
母親「家に帰るとかの帰るじゃないの。」
母親「例えば厳しい人がいたとして、その人を優しい人に変えることは出来ないの。自分の気持ちで変えることが出来るのは自分だけ。その人を厳しいと思うか、普通に話しているだけと思うか、自分の考え方を変えるの。人は変えられないんだよ。Yukaちゃんが変わりましょう。」


…定時を過ぎても下校しないので、少し心配になり迎えに行くと、同級生のSさんに送ってもらっていました。優しいお友達がいて本当に有り難いです。同級生と別れ、二人で帰宅しながら学校でのことを話し合いました。
Yuka「お友達のような難しい勉強が私には出来ない。」
母親「そうね。確かに難しい勉強は出来ないけれど、Yukaちゃんには、Yukaちゃんにしか出来ないことがあるじゃない。東京で表彰状をもらったじゃない。いつも笑顔で周りの人を明るく出来るじゃない。お母さんは、それがすごいことだと思うよ。」
Yuka「みんなも?」
母親「そうよ。」
Yuka「誰?」
母親「橋本さん(母親の友人)も浜口さん(母親の友人)も、Yukaちゃんのこと、優しいから大好きって言ってるよ。」
Yuka「M先生(英会話の先生)も?」
母親「そうだと思うよ。」


…担任の先生からお電話を頂きました。Yukaの言う人間関係のトラブルは随分前のことで、既に解決済みのことだったそうです。
そういえば、朝起きた時の第一声は「学校って本当に疲れるんだよ!」でした。


…夕方、元気に英会話に行きました。帰りの車中で、担任の先生からお聞きした話を踏まえて、Yukaと話をしました。
母親「Yukaちゃん、本当はしんどくて学校に行きたくなかったの?」
Yuka「ううん。」
母親「暑くて学校に行きたくなかったの?」
Yuka「うん。」
母親「じゃあ、別のことを理由にしたらだめよ。」
 
(略)

母親「Yukaちゃん、人は変えられないの。」
Yuka「うん。」
母親「じゃあ、どうしたら良いんだった?」
Yuka「自分が変わるんでしょ


接続詞

2010年07月07日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・6月≫

「もしくは…」という接続詞(選択)を使うようになりました。会話に接続詞(転換)が初めて登場したのは4才4ヶ月のときです。6年3ヶ月経ち、まだ使えないのは、並列の接続詞のみとなりました。

【並列】 前のことがらと、後のことがらを同列に並べる場合。
(例)また・および・ならびに

「詩人として名高いだけでなく、また音楽家でもある」
「東京および大阪で開く」
「身分証明書ならびに印鑑を持参のこと」

………

接続詞の種類とはたらき

【順接】 前の部分の内容から当然と考えられる内容を、後に続ける場合。
(例)だから・それで・それゆえ・すると・ゆえに・そこで
【逆接】 まえのこととは逆の内容が、後にくることを表す場合。
(例)しかし・だが・が・けれども・ところが・でも・それなのに
【説明】 前のことがらに関することを後で説明する場合。
(例)すなわち・たとえば・つまり
【補い】 前のことがらに関することを後で補って説明する場合。
(例)ただし・だって・なぜなら
【添加】 前のことがらに後のことがらをつけたす場合。
(例)そして・さらに・そのうえ・それに・しかも・また・さらに・それから
【並列】 前のことがらと、後のことがらを同列に並べる場合。
(例)また・および・ならびに
【選択】 前と後のどちらかのことがらを選ばせる場合。
(例)それとも・または・あるいは・もしくは
【転換】 前のことがらから話題を変える場合。
(例)ときに・さて・では・ところで


≪4才4ヶ月≫ 転換
Yuka「あ~美味しかった。さて、ねんねしよう。」

≪5才2ヶ月≫ 逆説
Yuka「お母さん怖くない。でもYukaちゃんがピーしたら…」

≪5才2ヶ月≫ 順接
Yuka「お母さん、Yukaちゃんカードが重いの。だから、お母さん持って。」

≪5才8ヶ月≫ 補い
Yuka「大きいパン食べられない!だってなぁ~、だってなぁ~、喉につまっちゃうもん。」

≪3年生 9月9日≫ 添加
Yuka「家のドアの上に“とんかつ”って書いて置きたい。そして人がいっぱいいたらいい。」

≪4年生≫ 説明
「たとえばここが○○だったとするやん。」という表現をすることが増えました。

≪5年生 6月≫ 選択
「もしくは…」という表現をするようになりました。

のどごしって何?

2010年07月06日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・7月5日≫

yuka「のどごしって何?」
…Yukaがビールの空き缶を眺めていました
母親「飲んだ時の、喉の感じじゃない?」
yuka「のどごしって何?」
母親「調べてみましょう。載ってるのかな?」
母親「載ってました。」

【のどごし】食べものや飲みものがのどをとおるときの感じ。




私にとっては・・・

2010年06月28日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・6月25日≫

…母親の父親(Yukaの祖父)が如何に恐かったかについて、時々Yukaに話して聞かせています。

Yuka「どうして昨日の夜怒ってたん?」
母親「えっ?分かるの?怒ってたんじゃないよ。ちょっと機嫌が悪かったの。」
母親「そんなことが分かるの?」
Yuka「私にとっては、お母さんは、お母さんのお父さんみたい
父親 苦笑い

別にYukaに対して怒ったりはしていませんでした。が、自分自身『今日は機嫌が悪いな~』との認識はありました。
はやり、Yukaの、人の感情を読み解く力は大きいなぁ~と思います。と同時に、複雑なことが言えるようになったもんだと感心しました。