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学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

C保育園さまへのご連絡

2009年11月02日 | 手作りおもちゃ・教材
C保育園さま

分かりやすいように、ここに写真を掲載いたします。


ペットボトルはこれでお願いいたします。1つ作るのに2本必要です。



私が使用した結束バンドは上記のものです。全長100ミリ、幅2.5ミリです。これ以上大きいサイズは使いにくいと思います。




特殊耐寒チューブ (品番T-9)  内径9mm ×外径13mm
ホームセンター(コーナン)のホース売り場にあると思います。1メートル300円弱と思います。




装飾のシールについて
上記はYukaが描いた『おばけ』です。→ Yukaの絵を使った作った玉転がし
市販のシールを使うのも良いですが、自分で絵を描き、パソコンとプリンターでシールを作ると、よりオリジナルな物が出来て楽しいです。
市販のシールを使う場合、透明のシートに印刷されたシールはあまり見栄良く仕上がりません。

ボタンについて

2009年10月30日 | 手作りおもちゃ・教材
数人の方から、ボタンについて問い合わせがありましたが、インターネットで見つけられず、購入方法をお知らせすることが出来ませんでした。

しかし、親切な方が見つけてくださいました

アメリカのHPです → ここ
ここを開いて、左端の VALUE PACKS をクリックし、2ページ目を開くとあります。
商品の掲載ページへの直接リンクが出来なかったので、申し訳ありませんが、トップページからお入り下さい。


手作りイスについて

2009年10月14日 | 手作りおもちゃ・教材


まーごん母さんがイスを製作された時に、きちんとした図面を作ってくださいました。

とても参考になると思います。 →→→ 図面
木工経験者なら、図面を見ただけで理解できると思いますが、未経験者の場合、いきなり木で製作せず、ダンボールで模型を作ると失敗がないと思います。

イスとテーブルの詳細 → あっちこっち、まーごん

木工を教えてくれる工房を探し、そこで指導を受けながら製作するのがベストかもしれません。 → 例えばこんな所

手作りイスの図面

2009年10月05日 | 手作りおもちゃ・教材
私がYukaのイスを作った時、Yukaのサイズに合わせてながら適当に製作したので、図面は作りませんでした。 おすわりジョーズ

まーごん母さんがイスを製作された時に、きちんとした図面を作ってくださいました

とても参考になると思います。 →→→ 図面
木工経験者なら、図面を見ただけで理解できると思いますが、未経験者の場合、いきなり木で製作せず、ダンボールで模型を作ると失敗がないと思います。
(後日、まーごん母さんが『あっちこっちまーごん』にイスとテーブルの『鍵』になる部分を追記してくださいます。)

イス以外にもあっちこっち、まーごんの『手作りおもちゃ』は参考になりますよ



普段、このイスは押入れにしまってあります。たまたま、人に見せてあげるためにリビングに置いていたら、座ってました

型はめの目的とは?

2009年09月21日 | 手作りおもちゃ・教材
物を押して歩くようになり『頂きます』や『頂戴』などのサインを、手で出来るようになった1才10ヶ月の時に安藤先生から「型はめ」という課題を頂きました。
この時期のYukaには●▲■などの形の区別はまったくつきませんでしたので、まず●をはめることを目的とした●だけの、少し大きめの型はめ を作りました。



翌月の療育の時、安藤先生に作った型はめを見て頂きました。

安藤先生「はめられますか?」
母親「出来ません!」
安藤先生「どうやって、やらせているの?まさか、手に握らせておいて、はい、はめなさいなんてやってないでしょうね?」
母親「…。」
安藤先生「あなた、バカじゃない?いきなり手に握らせるなんて無茶です。最初は●をちょっとだけずらして、指でチョンと押せば型にはまる状態に置いておき、子どもに押させて、やったね~、できたね~と言わなきゃ!」

型はめの目的は『手と目の協応によって器用な手を育てる』ことだと思います。また、文字の認識につながる大切な遊びでもあります。しかし、1才の子供にとっては、それ以前に『出来た!』という喜びを体験させて、やる気を引き出していくことが重要なのではないかと思います。

ひも通しも、ひもを通すことが目的ではなく、左右の手を別々に動かすことが目的だそうです。

 ひも通し(Yukaのおもちゃ箱)

細いひも、小さい穴のビーズを使い、出来なくて親も子もイライラするなら、やらせない方がまし…と安藤先生からお聞きしました。


療育に通うと『課題』が与えられると思います。与えられた課題をこなすことに一生懸命になると思いますが、まず、
『何のための課題なのか?』
を知り、
『出来て自信をもたせるためにはどうしたら良いのか?』
を考えることが大切ではないかと思います。


おもちゃの役割とは?

2009年09月21日 | 手作りおもちゃ・教材
私が考えるおもちゃの役割について記したいと思います。

1 遊びを通して、体の使い方を覚えること
2 例えば、物は上から下へ落ちるというような、私たちにとっては当たり前と思うようなことを理解してもらうこと
3 出来たという体験や、達成感を味わえること
4 遊びながら、いろんな経験をし、思考力や想像力を身につけること
5 分りにくい算数などを、理解しやすくさせること


それぞれについて、少し説明いたします。

1 遊びを通して、体の使い方を覚えること
このために作ったおもちゃは、はいはい階段やダンボールのお家などです。

kaidan1

kaidan2

ouchi1

2 例えば、物は上から下へ落ちるというような、私たちにとっては当たり前と思うようなことを理解してもらうこと
これについては、驚くようなことが色々ありました。
例えば1才10ヶ月の時に、輪投げで遊ばせようという単純な理由で、輪投げを作ったのですが、いざ遊ばせてみると、輪をポールの上から入れるということが理解できず、ポールの下から入れようとしたり、引き抜こうとしたりしました。
ポールの上から入れて、上から抜くという見本を見せたり、一緒に入れたり抜いたりして遊ぶうちに、下からひっぱっても抜けないということを理解したようでした。このように、私たちには当然と思うことを理解しづらい子供には、経験させて分かってもらうしか方法がないように思います。

3 出来たという体験や、達成感を味わえること
安藤忠先生は「大切なのは『自分はこれをやれた!自分はすごいやつだ!』と、子供に自信を持たせること。」と仰います。
7才の頃は、何かが出来た時「ゆかちゃんだって、やれば出来るねん!」と言いました。6才の頃は「ゆかちゃんはお姉ちゃんだからできるの。」とか「さすがゆかちゃん。」と言ったり、「ゆかちゃんすごい?」と聞いたりしていました。その前は「できた~。」と言って喜んでいました。言葉の出なかった時代には、自分で手をたたいて喜んでいました。
成長と共に表現の仕方は変わってきましたが、“自分に出来た”ということを本当に喜ぶ姿を見るにつけ、安藤先生が仰る『子供に自信をつけることの大切さ』を実感しています。
この、自信をつけさせる方法には色々あると思いますが、手軽に「できた!」という体験をさせてあげられるのがおもちゃではないかと思います。

4 遊びながら、いろんな経験をし、思考力や想像力を身につけること
以前、言語聴覚士の先生から「好きなことは理解できます。」というお話を聞きました。一例ですが、あるダウン症の男の子は数は分からないのに、大好きなエレベーターだと、「7階の下は?」と聞くと「6階。」と答えるそうです。男の子のお母さんは、お子さんに付き合って、日に何度も何度もエレベーターに乗ったそうです。
「好きなことは理解できる」ということは、好きなことは何回も繰り返せる、ということで、この繰り返しの経験により体得したものを、子供たちは自分のものに出来るのだと思います。
私たちは、例えば何かを見れば、ここがこうなっているということは、こうすればこうなるな…と簡単に想像しますが、ダウン症の幼児には、そういう思考力が働きませんから、いろんな経験を一杯積むことが必要なのだと思います。
心の中に経験が一杯つまっていれば、ある日、あれとこれが結びつく…という形で、経験していないことでも、予想することが出来るようになるのだと思います。
例えば積み木を例にとれば、積み木を積んだり、くずしたりを繰り返すうちに、こう積むとくずれやすいので、こう積んだ方が良い…などと自分で研究を始めます。そうやって考える力がつくのだと思います。

tumiki

5 分りにくい算数などを、理解しやすくさせること
ある専門家は「子供が分からないのではない、分らせ方が足りない。」と仰います。子供に理解できなければ、大人が提示の仕方を変えればいいと仰います。
これでダメならこう、それでもダメならこう…という感じで、子供が理解しやすい方法を考えるのです。
Yukaが小学校へ入学し、算数の勉強が始まると、本当に算数は難しいと思いました。私たちにとっての、算数が好きとか苦手とかいうこととはまったく次元が違います。そこで、算数を分りやすくするための教材を数点作りました。

数の合成

suuji

ひっ算ビーズひも


楽しく遊ぶことが勉強になるような、おもちゃや教材を作りたいと思っています。

ささやかなプレゼント

2009年09月01日 | 手作りおもちゃ・教材
現在小学校4年生のYukaが2年生の時に、まーごん母さん(あっちこっち、まーごん)からメールを頂きました。

赤い糸?で結ばれていたのか??
小学校2年生→秋にまーごん邸に1泊
小学校3年生→夏に一緒にカナダ旅行  年末に一緒に嬉野温泉に宿泊&まーごん邸に宿泊
小学校4年生→ゴールデンウェイークにまーゴン邸に宿泊&熊本へ一緒に旅行  夏休みにはまーゴン邸で4泊
という、信じがたいことをやっています。
最初は「お客さん」だったのですが、居候を経て、数年後には住み着くかも知れません(笑)。

そんなまーごん母さんが、ペットボトルの蓋のおもちゃを製作すると聞き、ささやかながら、Yukaと二人で材料のリボンを送るべく準備をしました。

 役にたつようになりました!


まーごん母さんが完成させたペットボトルの蓋のおもちゃ(あっちこっち、まーごん)


Yukaは夏休みに母親の従兄弟におもちゃについて説明をして350円もらいました。
そこで、Yukaに聞いてみました。
母親「こんど○○さん(まーごん母さん)におもちゃについて説明してあげたら、いくら貰う?」
Yuka「44万円!」

と、いうことで、まーごん母さま、44万円の準備をよろしくお願いいたします。
ちなみにYukaは年金で生活している母親の叔母には350円、専業主婦の義姉には2000円、現役で働く伯父には45万円と言いました!ちゃんと相手を見て、ふさわしい額?の請求をしています(笑)。


ボタンの購入先について

2009年09月01日 | 手作りおもちゃ・教材
ボタンの購入先についてのお問い合わせを頂きました。

   

私はカナダのウォルマートで購入しました。1袋1000円ぐらいだったと思います。



このボタン(Yukaのおもちゃ箱)
は1個200円ぐらいだったと思います。それと比較すると、上記のボタンはとても安いです。
日本に輸入されているかどうかは分かりません。


★このボタンを使ったおもちゃ★
Yukaのおもちゃ箱
あっちこっち、まーごん その1
あっち、こっちまーごん その2


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★運動あそびの手作りおもちゃ

2009年04月28日 | 手作りおもちゃ・教材
おすわりジョーズ(YUKAのおもちゃ箱) 

YUKAはお座りが出来るようになってからも、上半身が支えきれず、いつも前かがみになっていました。また、両脇に手を入れて立たせようとすると、足をクロスさせて立たず、足の裏が床に触れるのを嫌いました。そこで、楽に座れることと、足に体重をかけること(立つ準備)に慣れさせるために特性の椅子を作りました。


楽しいおうち (YUKAのおもちゃ箱)

YUKAは1歳を過ぎてはいはいが出来るようになったのに、1歳3ヶ月になってもいつもじっとしていました。そのことを安藤忠先生にお話しすると「動く楽しみがないからです!」と仰いました。そこで、動くきっかけを与えるために、ダンボールで、仕掛けがいっぱいの楽しいおうちを作りました。


はいはい階段(YUKAのおもちゃ箱)

YUKAは足の筋肉が弱く、手だけを使って前進するようなハイハイをしていました。そこで、ハイハイの良い形を身につけさせるために階段を作りました。
トレーニングするための階段ではなく、遊ぶことがトレーニングになる階段を作りたかったので、ステップを広く作りました。
階段から降りるときに、初めは頭から落ちるように降りていましたが、いつの間にか足から降りるようになっていました。いろんなことを自分で体験して学びました。


たっちジョーズ(YUKAのおもちゃ箱)

“たっちジョーズ”はつかまり立ちのできないYUKAでもひとりで立てる不思議な箱です。箱がすべって上半身と下半身のバランスが崩れた時、ぶるぶる震える足で生まれて初めての一歩を踏み出しました。


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下記は日本ダウン症ネットワークのHPで【YUKAのおもちゃ箱】をご紹介いただいた時の紹介文です。
私は『人の学習の基礎に気づいている、すばらしいおかあさん』だったわけではなく、安藤忠先生から頂く課題に沿っておもちゃ作りをしただけです。
この紹介文をここに掲載する理由は『姿勢と認知の発達の密接な関係』を知っていただきたいからです。


●[HP] YUKAのおもちゃ箱  おすすめのページです。JDSN委員で障害を持つ子供のおもちゃについての専門家は「溢れんばかりの センスと愛情を感じるHPですね。 絵になるかわいらしいあかちゃんと玩具、 ほんとに素敵ですね。 姿勢と認知の発達とは密接な関係があり、 寝ているときと座位をとったとき、 座位と立位では、それぞれ世界の見え方が画期的に変わるので、 認知の質もがらりと変わると言われます。 また、物に興味を持って手を伸ばしたときに、 それに目がいきやすいポジショニングを工夫することが イメージを形成したり、 物の性質を触覚・視覚でつかんだりする基礎となり、 それは、言葉の学習につながっていきますので、 座位と立位の工夫は発達の利にかなったものと思います。このおかあさんは、 そういった人の学習の基礎に気づいておられる すばらしいおかあさんだなぁと感じました。」とHPを見た感想を送って下さいました。(2002/7/19)


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