湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 「まだらの紐」あたりで読み納めになりそうです

2016年12月15日 10時20分25秒 | 日常・その他
先日、プラザ図書館から
「シャーロック・ホームズの冒険」を借りてきて
数十年ぶりに読み返し始めた私でしたが、

  「ボヘミアの醜聞」から読み返すことにしよう
    <2016.12.5>

なかなか読み進みません。

  中学生の頃は
  皆が寝静まった夜に
  布団の中で懐中電灯を点けてまでして
  読んでいたものですが、
  あのころのワクワク感が湧いてきません。

  ストーリーを忘れていたつもりでしたが、
  数ページ読み進むと結末を思い出してきます。

   ※それでも、あの頃は
     繰り返し読んでも
     十分楽しめていたはずなのですが ・・・

  読み始めてからしばらくすると眠くなってきて、
  話の途中であっても本を閉じて寝てしまいます。


今回読んでいる本には
登場人物の挿絵が端々に載っています。
19世紀末ヴィクトリア朝時代の服飾が
その時代の雰囲気を醸して
読者の助けになっているのかもしれませんが、
もしかしたら挿絵が表す情景が
自由に想像する楽しみを
減殺しているのかもしれません。

  特に、登場する若いヒロインの
  容姿や面持が実年齢よりオバサンに
  見えるものもあり、気になります。


シャーロック・ホームズの
短編第1位に挙げられることが多い
「まだらの紐」を読み終わったら、
プラザ図書館へ返しにいくかもしれません。


・・・・・・ ギャラリー 057 (ヴィクトリア朝時代のレディの絵) ・・・・・・

                  ライセンス: (パブリック・ドメイン)

 ■タイトル:ハートは切り札(Hearts are Trumps)

 ・画家:ジョン・エヴァレット・ミレー
      (John Everett Millais)
 ・制作年:1872年
 ・収蔵:テート・ブリテン<ロンドン>

 ※この絵の注文主である
   実業家・美術評論家・収集家の
   ウォルター・アームストロングさんの三人の娘
   (エリザベス、ダイアナ、メアリー)が
   描かれているとのことです。
   絵が描かれた数年後にウォルターさんは破産し、
   この絵も売却されてダイアナさんの夫に引き取ら
   れたそうです。