昨日は、北秋田市第3次障がい者計画のなかの視覚障がい者の計画を1項目起こして計画を策定すべきと提案したことを記載しましたが、今日は視覚障害者用信号機について質問の要旨を紹介します。北秋田市の前身鷹巣町時代の2001年(平成13年)、国の「歩いて暮らせる街づくり事業」に応募した鷹巣町がモデル地区の一つに選ばれ、主要交差点20カ所に視覚障がい者用の歩行者用支援情報システム(pics)が設置されました。しかし、この信号機を利用するためには視覚障がい者は携帯端末機のスイッチを押しながらわたりたい方向に向けて歩くという非常に不便なものでほとんど利用しなかったようです。北秋盲人協会の役員のみなさんは市になってからも幾度となく改善の要望をし続けましたが改善されませんでした。そして一昨年、20カ所からわずか4か所に大幅に減らし視覚障がい者用信号機として設置されました。しかし、外出するのに大変である視覚障がい者は信号機のそばを通ることはほとんどありません。なぜ4か所だけにしたのか理解できないことですが、加えて信号機まで歩いて行けるような状態になっていません。改善すべきことであるはずが逆に使用不能になっている状態です。改善するのでしょうか。
4か所のうちの1か所ですが、横断してもその先は点字ブロックがありません。
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