今回のシカオちゃんのツアーは、FUNK FIREと銘打たれたファンクしばりのライブであり、超久々のスタンディングツアー。それは私が長いことシカオちゃんに待ち望んでいたライブのスタイルだったはずなのに、ライブ直前まで素直に楽しみだという気持ちになれなかったのは、長年連れ添ったファミシュガとは別バンドでのライブになると知らされていたから。あの最強バンドから離れてしまったら、シカオちゃんの音はいったいどうなってしまうのか。不安と期待が入り混じりつつも、気合だけはじゅうぶんでコーストへゴー。
今回ばかりは前のほうで観たいと思っていたので、入場後はやや下手側のセンター柵前にスタンバイ。で、さて周りのお客さんはどんなもんかなーとざっと見回してみたら・・・。あれ、ここは前ブロックのはずなのに、大きめの手荷物やヒール靴姿のひとが少なくないのはどういうことだ。一瞬脳裏によみがえる、ホールツアーの悪夢。いやいやでも今回はファンク祭りライブですもの、ライブが始まっちゃえばきっと、みんないい感じになるはずだ、うんきっとそうだ。
そんなことを自分に言い聞かせているうちに、いよいよ開演。ステージにはまず、今回のバンドメンバー4人が登場です。さあシカオちゃんは?いったいどんな形でこのライブは幕を開けるのか?
そして客席の歓声を受けて、いよいよシカオちゃんのご登場!だったのですが。その姿に一瞬目が点。なんとシカオちゃん、ハンドマイクを片手になんかしゃべりながら登場したのです。な、なんですかその芸人みたいな登場の仕方は!しかもすっごい笑顔だし!あああ、ひょっとして今回のライブって、こんなテンション丸出しなシカオちゃんが拝めてしまうのか。うひゃひゃひゃひゃ(←何)
が、その直後に聴こえてきたのは、笑いもぶっとぶようなまさかのイントロでした。これは・・・バクダン・ジュース!えええ、まさか1曲めからそんな、マージでー!?
実はファンになって以来、まだ1度もライブで聴いたことのなかったバクダン・ジュース。いつかはこの曲を、噂のシカオちゃんベースで聴きたいと思っていたものですが。今回披露されたのは、オリジナルから少し毒を抜きよりノリやすくアレンジされたバージョン。シカオちゃんはエレキギターを鳴らしつつ、しょっぱなから高いキーで難なく歌い上げる。とにかくそのオープニングにびっくりしてしまって。さらに続く性的敗北→フォノスコープ→in my lifeという序盤の流れにひたすらテンパってて、細かいことが全然記憶に残っていません。あああ、もったいない。
5曲めがアシンメトリー。ここでギターをアコギに持ち替えたシカオちゃんは、あのイントロのマイナーコードをちょこっと鳴らしたかと思うと、そこからなぜか、片膝を立ててしゃがみこみながら、フラメンコギターのノリで情熱的なマイナーコードを掻き鳴らす(爆笑)あー、なんかほんとに楽しんでやってるみたいですねシカオちゃん。そんな41歳の無邪気な笑顔を見ているうちに、やっとのことで自分も冷静さを取り戻してきた気がします(←酷い)。
で、ぼちぼち中盤というところなのですが。ここらへんで、なんだかしっくりこないなあと感じてきた点が2つほど。まずは、なんといってもバンドの音です。中盤になっても、たいくつ/ゆううつ→リンゴ・ジュース→いいなり、と初期スガサウンドびいきにとっては感涙モノの曲たちが続いたのですが。なんというか、バンドの音が耳にあんまり引っかかってこないのです。どの曲もオリジナルに比べると、比較的シンプルで踊りやすいノリにアレンジされていて、よく言えばスマートかつ斬新でカッコいいのだけど。なんというか、シカオちゃんの素晴らしすぎるボーカルをあえて邪魔しないようにしているような、そんな音で。ファミシュガの音が、ボーカルに負けない個性があったのと比べると正直物足りない感じがしました。
そしてもう1点は、やっぱりというか、ここでも避けられなかった手拍子の嵐。決して少なくない人数のお客さんが、ノンストップで手拍子を叩き続けているではありませんか。時々ステージ上のバンドメンバーが手拍子を促す場面もありましたし、要所要所で手拍子が聴こえるくらいならたぶん気にならなかったと思うのだけど、正直あの手拍子攻めは、少なくとも私の許容範囲を超えていました。なるべく意識しないようにはしていたのですが・・・(涙)
そんなわけで、序盤のテンパリモードから徐々に平熱モードに戻りつつあったこのタイミングで、奇跡→HOP STEP DIVE→スピード、という最近の曲3連発には地味に追い討ちをかけられました。どうやら私の前にいたお客さんたちは、比較的新しめのシカオちゃんが好きだったらしく、ここで一気に盛り上がりはじめまして。いや、盛り上がるだけなら構わないのです。問題は、彼女たちがスペースを求めて後ろにじりじり後退してきたこと。やばいと思い逃げ場を探すと、なぜか脇の床には誰かのバカでかいバッグ。後ろには柵。そして、体が触れるほど接近している目の前の女の子の足元は、よく見るとヒール靴。マージですかーーー。
仕方なく、それから状況が変わるまでしばらくの間は、目を閉じてライブに集中するようにしていました。ああ、コーストが音のいいハコでよかった。これで音も楽しめなかったらちょっと辛かったと思います。
が、スピードの後に聴こえてきたアコギの音には、思わず目を見開かずにはいられませんでした。それまでのノリから一転、シカオちゃんのつぶやくような弾き語りで始まったその曲は、なんとひとりぼっち。ええええ、まさか今回この曲まで聴けちゃうだなんて!それから先はもう、曲がラストの豹変ポイントにたどり着くまでの間、わくわくしっぱなしだったのは言うまでもありません。このひとりぼっちは、間違いなくこのライブのハイライトの1つだった気がします。
ひとりぼっちの荒々しさから一転して聴こえてきたイントロは、名曲・黄金の月。これまで、ファミシュガのすごさを何度も思い知らされてきた曲の1つです。それだけに、ファミシュガの音とどうしても聴き比べずにはいられなかったわけですが。いちばん違和感があったのは、キッシー氏のドラム。黄金にあのドラムの音は、あまりに太すぎではないでしょうか。あとコーラスもそう。竜太さんやギターの田中さんが健闘してくださっていたのはよくわかったのですが、裕子&久美姐さんの作り出していた空気とはやはりずいぶん距離があるなあと思いました。やはりこの手の曲をやるときには、ちゃんとしたコーラスの方がいたほうが良いのではないでしょうか。
ちなみに鍵盤は、基本的に森さんのアレンジに忠実だったのでさほど違和感はなかったけども、やはりあの曲は理屈うんぬんではなく、森さんのエレピ抜きじゃ成立しないだろうと思うのです。それは私だけでしょうか。
気を取り直して。黄金のあとは、あだゆめ。この曲はSMILEのレコ発ツアーの時には全然ピンとこなかったんだけど、今回のセットリストだと違和感がなくて良かったです。19才は、なんかシカオちゃんが「19才!」ってフロアに叫ばせていたような気がする・・・。このへんをあまり覚えていないのはたぶん、踊りたいのに全然踊れるスペースがなくてくすぶっていたからです。
が、そろそろライブも終盤の気配。これ以上狭いスペースでガマンしているのは無理だと思ったので、19才の曲終わりで思い切って前方のスペースに進出してしまいました。そしたらば、その瞬間に聴こえてきたイントロ、ストーリー!あああもう、これでスイッチが入らないほうが無理です!周りが手拍子ばっかりだって構うもんか、ここから先はひたすら踊るぜーー!
ストーリーのあとは、イジメテミタイ。このあたりは確か、ほぼファミシュガバージョン通りのアレンジだったんじゃないかと思いますが、こういう曲調だと新バンドでもあんまり違和感ないかもですね。竜太さんのベースと田中さんのテクニカルなギターが、力強く引っぱっていってくれる感じで。シカオちゃんも、いつものようにエロさ全開で歌っておられましたよ。例の「そんなこと言えるワケないじゃない」の台詞は、なんとフロアにマイクを向けてお客に言わせておりました。まるで何か新手のプレイみたいで圧巻でしたよ(←何)
で、意表を突かれたのはその直後。イジメテミタイからつなぐように始まったのは、イジメテミタイ同様にゴリゴリでカッコいいファンクチューン。シカオちゃんはなにやら日本語の歌詞を歌い、えらいノリノリでステージを左右に移動したりして、でも私はその曲がなんだかわからないままに、ただただ勢いだけで踊りまくっていたわけですが。後で調べてみてびっくり、あれってFLYING KIDSのカバーだったのか!うわあシカオちゃんてば、やるうー!
怒涛の超強力ナンバー炸裂な終盤のラストを飾ったのは、Thank You。そりゃあもう腰を痛めるかというほど踊ってしまいました。ただ、最後の最後にファミシュガのテーマで本編を締めくくったのは、正直ちょっと興ざめだったと言わざるを得ません。あれはファミシュガのテーマでしょう、ファミシュガ以外でやるのは勘弁してくださいーー。
そしてアンコール。ステージに再び現れたメンバーは全員、黒のツアーTシャツに着替えてのご登場。そういやシカオちゃんを間近で見るのは随分ひさしぶりだったわけですが、知らない間にものすごく痩せててびっくりしました。テレビじゃあそこまで痩せてるように見えないですもの。あんな体で大丈夫なのかしらシカオちゃん。ツアーが終わったら少しくらい肉をつけてもバチは当たらないと思いますよ。
アンコール曲は、あまい果実と午後パレ。あまい果実で最後にもう1度ファンクの音のシャワーを浴び、午後パレではじけて終わる、という流れが意外としっくりきて良かったです。午後パレでは、フロア中が体を小さくしながら精一杯例のダンスを踊りまくってましたね。1度覚えてしまった振り付けって、意外と体は覚えているものだと実感。そのせいもあってか、最後はシカオちゃんもバンドのメンバーも笑顔でステージを去っていきました。わー。
そんな感じで。すごく楽しかった一面もあれば違和感を感じた部分もあったりして、でもシカオちゃんが今どんな形で音楽やお客とのコミュニケーションを楽しもうとしているか、自分なりに理解できたライブだった気がします。でも、それでもやっぱり。今回のツアーは1つの試みとしては成功と言えるでしょうが、もし今後もこのバンドメンバーでライブを続けていくのだとしたら、それはどうなんでしょう。ライブから3日経った今も、今後のシカオちゃんに何を期待しようか、その答えが出ません。できればそう遠くない将来、ぜひまたファンク祭りツアーをやってほしいです。今度はさらにパワーアップしたファンクサウンドで。願わくば、それが私の愛おしいと思える音でありますように。
今回ばかりは前のほうで観たいと思っていたので、入場後はやや下手側のセンター柵前にスタンバイ。で、さて周りのお客さんはどんなもんかなーとざっと見回してみたら・・・。あれ、ここは前ブロックのはずなのに、大きめの手荷物やヒール靴姿のひとが少なくないのはどういうことだ。一瞬脳裏によみがえる、ホールツアーの悪夢。いやいやでも今回はファンク祭りライブですもの、ライブが始まっちゃえばきっと、みんないい感じになるはずだ、うんきっとそうだ。
そんなことを自分に言い聞かせているうちに、いよいよ開演。ステージにはまず、今回のバンドメンバー4人が登場です。さあシカオちゃんは?いったいどんな形でこのライブは幕を開けるのか?
そして客席の歓声を受けて、いよいよシカオちゃんのご登場!だったのですが。その姿に一瞬目が点。なんとシカオちゃん、ハンドマイクを片手になんかしゃべりながら登場したのです。な、なんですかその芸人みたいな登場の仕方は!しかもすっごい笑顔だし!あああ、ひょっとして今回のライブって、こんなテンション丸出しなシカオちゃんが拝めてしまうのか。うひゃひゃひゃひゃ(←何)
が、その直後に聴こえてきたのは、笑いもぶっとぶようなまさかのイントロでした。これは・・・バクダン・ジュース!えええ、まさか1曲めからそんな、マージでー!?
実はファンになって以来、まだ1度もライブで聴いたことのなかったバクダン・ジュース。いつかはこの曲を、噂のシカオちゃんベースで聴きたいと思っていたものですが。今回披露されたのは、オリジナルから少し毒を抜きよりノリやすくアレンジされたバージョン。シカオちゃんはエレキギターを鳴らしつつ、しょっぱなから高いキーで難なく歌い上げる。とにかくそのオープニングにびっくりしてしまって。さらに続く性的敗北→フォノスコープ→in my lifeという序盤の流れにひたすらテンパってて、細かいことが全然記憶に残っていません。あああ、もったいない。
5曲めがアシンメトリー。ここでギターをアコギに持ち替えたシカオちゃんは、あのイントロのマイナーコードをちょこっと鳴らしたかと思うと、そこからなぜか、片膝を立ててしゃがみこみながら、フラメンコギターのノリで情熱的なマイナーコードを掻き鳴らす(爆笑)あー、なんかほんとに楽しんでやってるみたいですねシカオちゃん。そんな41歳の無邪気な笑顔を見ているうちに、やっとのことで自分も冷静さを取り戻してきた気がします(←酷い)。
で、ぼちぼち中盤というところなのですが。ここらへんで、なんだかしっくりこないなあと感じてきた点が2つほど。まずは、なんといってもバンドの音です。中盤になっても、たいくつ/ゆううつ→リンゴ・ジュース→いいなり、と初期スガサウンドびいきにとっては感涙モノの曲たちが続いたのですが。なんというか、バンドの音が耳にあんまり引っかかってこないのです。どの曲もオリジナルに比べると、比較的シンプルで踊りやすいノリにアレンジされていて、よく言えばスマートかつ斬新でカッコいいのだけど。なんというか、シカオちゃんの素晴らしすぎるボーカルをあえて邪魔しないようにしているような、そんな音で。ファミシュガの音が、ボーカルに負けない個性があったのと比べると正直物足りない感じがしました。
そしてもう1点は、やっぱりというか、ここでも避けられなかった手拍子の嵐。決して少なくない人数のお客さんが、ノンストップで手拍子を叩き続けているではありませんか。時々ステージ上のバンドメンバーが手拍子を促す場面もありましたし、要所要所で手拍子が聴こえるくらいならたぶん気にならなかったと思うのだけど、正直あの手拍子攻めは、少なくとも私の許容範囲を超えていました。なるべく意識しないようにはしていたのですが・・・(涙)
そんなわけで、序盤のテンパリモードから徐々に平熱モードに戻りつつあったこのタイミングで、奇跡→HOP STEP DIVE→スピード、という最近の曲3連発には地味に追い討ちをかけられました。どうやら私の前にいたお客さんたちは、比較的新しめのシカオちゃんが好きだったらしく、ここで一気に盛り上がりはじめまして。いや、盛り上がるだけなら構わないのです。問題は、彼女たちがスペースを求めて後ろにじりじり後退してきたこと。やばいと思い逃げ場を探すと、なぜか脇の床には誰かのバカでかいバッグ。後ろには柵。そして、体が触れるほど接近している目の前の女の子の足元は、よく見るとヒール靴。マージですかーーー。
仕方なく、それから状況が変わるまでしばらくの間は、目を閉じてライブに集中するようにしていました。ああ、コーストが音のいいハコでよかった。これで音も楽しめなかったらちょっと辛かったと思います。
が、スピードの後に聴こえてきたアコギの音には、思わず目を見開かずにはいられませんでした。それまでのノリから一転、シカオちゃんのつぶやくような弾き語りで始まったその曲は、なんとひとりぼっち。ええええ、まさか今回この曲まで聴けちゃうだなんて!それから先はもう、曲がラストの豹変ポイントにたどり着くまでの間、わくわくしっぱなしだったのは言うまでもありません。このひとりぼっちは、間違いなくこのライブのハイライトの1つだった気がします。
ひとりぼっちの荒々しさから一転して聴こえてきたイントロは、名曲・黄金の月。これまで、ファミシュガのすごさを何度も思い知らされてきた曲の1つです。それだけに、ファミシュガの音とどうしても聴き比べずにはいられなかったわけですが。いちばん違和感があったのは、キッシー氏のドラム。黄金にあのドラムの音は、あまりに太すぎではないでしょうか。あとコーラスもそう。竜太さんやギターの田中さんが健闘してくださっていたのはよくわかったのですが、裕子&久美姐さんの作り出していた空気とはやはりずいぶん距離があるなあと思いました。やはりこの手の曲をやるときには、ちゃんとしたコーラスの方がいたほうが良いのではないでしょうか。
ちなみに鍵盤は、基本的に森さんのアレンジに忠実だったのでさほど違和感はなかったけども、やはりあの曲は理屈うんぬんではなく、森さんのエレピ抜きじゃ成立しないだろうと思うのです。それは私だけでしょうか。
気を取り直して。黄金のあとは、あだゆめ。この曲はSMILEのレコ発ツアーの時には全然ピンとこなかったんだけど、今回のセットリストだと違和感がなくて良かったです。19才は、なんかシカオちゃんが「19才!」ってフロアに叫ばせていたような気がする・・・。このへんをあまり覚えていないのはたぶん、踊りたいのに全然踊れるスペースがなくてくすぶっていたからです。
が、そろそろライブも終盤の気配。これ以上狭いスペースでガマンしているのは無理だと思ったので、19才の曲終わりで思い切って前方のスペースに進出してしまいました。そしたらば、その瞬間に聴こえてきたイントロ、ストーリー!あああもう、これでスイッチが入らないほうが無理です!周りが手拍子ばっかりだって構うもんか、ここから先はひたすら踊るぜーー!
ストーリーのあとは、イジメテミタイ。このあたりは確か、ほぼファミシュガバージョン通りのアレンジだったんじゃないかと思いますが、こういう曲調だと新バンドでもあんまり違和感ないかもですね。竜太さんのベースと田中さんのテクニカルなギターが、力強く引っぱっていってくれる感じで。シカオちゃんも、いつものようにエロさ全開で歌っておられましたよ。例の「そんなこと言えるワケないじゃない」の台詞は、なんとフロアにマイクを向けてお客に言わせておりました。まるで何か新手のプレイみたいで圧巻でしたよ(←何)
で、意表を突かれたのはその直後。イジメテミタイからつなぐように始まったのは、イジメテミタイ同様にゴリゴリでカッコいいファンクチューン。シカオちゃんはなにやら日本語の歌詞を歌い、えらいノリノリでステージを左右に移動したりして、でも私はその曲がなんだかわからないままに、ただただ勢いだけで踊りまくっていたわけですが。後で調べてみてびっくり、あれってFLYING KIDSのカバーだったのか!うわあシカオちゃんてば、やるうー!
怒涛の超強力ナンバー炸裂な終盤のラストを飾ったのは、Thank You。そりゃあもう腰を痛めるかというほど踊ってしまいました。ただ、最後の最後にファミシュガのテーマで本編を締めくくったのは、正直ちょっと興ざめだったと言わざるを得ません。あれはファミシュガのテーマでしょう、ファミシュガ以外でやるのは勘弁してくださいーー。
そしてアンコール。ステージに再び現れたメンバーは全員、黒のツアーTシャツに着替えてのご登場。そういやシカオちゃんを間近で見るのは随分ひさしぶりだったわけですが、知らない間にものすごく痩せててびっくりしました。テレビじゃあそこまで痩せてるように見えないですもの。あんな体で大丈夫なのかしらシカオちゃん。ツアーが終わったら少しくらい肉をつけてもバチは当たらないと思いますよ。
アンコール曲は、あまい果実と午後パレ。あまい果実で最後にもう1度ファンクの音のシャワーを浴び、午後パレではじけて終わる、という流れが意外としっくりきて良かったです。午後パレでは、フロア中が体を小さくしながら精一杯例のダンスを踊りまくってましたね。1度覚えてしまった振り付けって、意外と体は覚えているものだと実感。そのせいもあってか、最後はシカオちゃんもバンドのメンバーも笑顔でステージを去っていきました。わー。
そんな感じで。すごく楽しかった一面もあれば違和感を感じた部分もあったりして、でもシカオちゃんが今どんな形で音楽やお客とのコミュニケーションを楽しもうとしているか、自分なりに理解できたライブだった気がします。でも、それでもやっぱり。今回のツアーは1つの試みとしては成功と言えるでしょうが、もし今後もこのバンドメンバーでライブを続けていくのだとしたら、それはどうなんでしょう。ライブから3日経った今も、今後のシカオちゃんに何を期待しようか、その答えが出ません。できればそう遠くない将来、ぜひまたファンク祭りツアーをやってほしいです。今度はさらにパワーアップしたファンクサウンドで。願わくば、それが私の愛おしいと思える音でありますように。
そうですね、確かに「そんなに悪くない」です。
でもご贔屓さんが「そんなに悪くない」で留まるのは
とても寂しいです、やっぱり。
TBSチャンネルでのOAは翌日のファイナルの映像なので
もっと盛り上がっているかもしれません。
俺はそんな悪くないなーって印象でした。
まあ、ライブに行ったことないからかもしれませんが。
この日の模様は、1月の放送を楽しみにしてます☆