麦畑

太陽と大地と海は調和するミックスナッツの袋のなかで

いつか読む

2011-06-20 20:02:33 | 短歌

いつか読むつもりの本を重ねれば下のほうから土になってく

_/_/_/ NHK短歌 7月号(4月15日締め切り分) 題「重ねる」 _/_/_/
_/_/_/ 佐伯裕子さんに選んでいただきました。(佳作) _/_/_/


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2 コメント

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Unknown (飯田和馬)
2011-06-20 22:34:51
こんばんは。
どちらへコメントを書こうかと迷ってしまいましたが、先頭のこちらに失礼します。

みんな違って、みんな麦太朗さんでみんないい!という感じです。
のびのびした言葉運びでいろんな色を見せてくださいますね。

こちらの歌、よく「本の地層」というのは聞きますが「土になる」ということで危うさが際立ってくるように思いました。
「土に還る」という雰囲気もおびて、じとっと湿りながらぼろぼろ崩れていくよう。
悪夢のようで素敵です。(変な表現ですみません 笑)

検診の連作も楽しく拝読いたしました。
「割り箸」の連作をこちらで読ませていただいてから、こんな風に詠めたらなあと麦太朗さんの連作をお手本にしています。
実際なかなか難しいのですが、物の見方や一首のなかでの呼吸の仕方など今日もとても勉強になりました。
ありがとうございます。
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Unknown (麦太朗)
2011-06-20 23:29:22
和馬さん ありがとうございます

和馬さんの解説を読むと、なるほど、
僕はこういうことを表現したかったんだって、
逆に知らされるようです。

自分自身では、ここまで的確な解釈はできないです。(^_^;


割り箸の連作、覚えていてくださったのですね。
嬉しいです。(^_^)

連作は、基本的には時系列でならべています。
検診の連作も検査の順番どおりです。(^_^;

いつもさいごにオチの一首をつけてしまうのは
はずかしい感じがしています。
もっとさりげなく締めることができればいいなって
思っています。


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