麦畑

太陽と大地と海は調和するミックスナッツの袋のなかで

朝がたの

2011-06-22 22:27:25 | 短歌

朝がたの空に見えてる白いまるそれは月です月せまりくる

せまりくる月はおおきくなってゆくとなりの星に住むぼくの目に


真昼間の短い影はぼくの影ぼくにまとわりはなれない影

はなれない影をくっつけふらふらと芥子の花咲く真昼をあるく


冷蔵庫ぱかっと開けて永遠のつめたい風をうけていたいよ

いたいよと言えばいつでもひとりにて痛みはぼくのからだの一部


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2 コメント

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Unknown (hobuike)
2011-06-22 23:06:29
からくりがさりげなく効いていいなぁー。

麦太郎さんの歌の、蓮の葉の上をひょいひょい飛び歩くような軽快感がうらやましい。

前々から「麦太郎さんってツイッター向いてそうなのにやらんのかなー」とか思って検索したりしてたのですが、発見後そっこーでフォローしました。3番目!!


そういわれれば月って隣の星ですねー。
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Unknown (麦太朗)
2011-08-18 17:53:19
こんばんは hobuikeさん

ごめ~ん。なさ~い。m(_ _)m
昔書いたお返事のコメント、
誤って消してしまいました。

twitterで読ませてもらってますが
hobuikeさんの普通の短歌もまた魅力的ですー。


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