三代目引田天功消えにけり銀龍草の花弁のなかに
「消えてゆく」でいいと思います。
振られても振られてもまた振られても久美子の庭に桃の花咲く
なにか暗示的です。
毒水を集める係じゃないけれど桔梗の花をこじあけている
謎めいています。
_/_/_/ 笹短歌ドットコム お題「花」 _/_/_/
_/_/_/ 総評で3首とりあげていただきました。 _/_/_/
_/_/_/ 各歌に笹師範のお言葉もいただきました。 _/_/_/
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以下は没歌です。
ラフレシア逢えてうれしやプラナリアその身を裂けばふえるふるえる
静かなる地雷のごとき球根よいかなる花をいだき眠るか