大賀ハス 2010年07月09日 | 花鳥風月 蓮池の大賀ハスが咲き始めた。1951年大賀一郎博士らにより、ハスの実が発掘され(約2000年前のもの)、発芽に成功した世界最古の花である。花弁中央に蜂の巣に似た花托があることから、ハチス、ハスと呼ばれる。開花・開閉を3回(3日)繰り返し、4回目の開花後、花弁を閉じることなく散ってしまう、不思議な花である。 久方の 雨も降らぬか 蓮葉(はちすば)に たまれる水の 玉に似たる見む (万葉集) ゆっくりと 光輝く 蓮の花 ほのぼのと 舟押し出すや 蓮の中 (夏目漱石)