甲骨文字の「陽」を書いてみました。
用紙は、100円ショップで買ったハガキと
写真プリント用の光沢紙(Lサイズ)
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なぜ、100円ショップの紙を使うかの理由は、
表面がツルツルであること。そのため墨がまったくにじまず
線の内部で墨が変化しながら固まっていき、複雑な模様ができる。
また値段が安いので、気楽に何枚も書ける。
この2点です。
あと、木原先生が使っておられたので
というのもあります。
また、写真プリント用の光沢紙は
さらに表面がツルツルしているので、墨が紙にまったく吸い込まれず
線の内部の模様はより複雑になります。
光沢紙に書くというのは
あまりやる人がいないのではないかと思います。
普段写真のプリントをやっていて
紙があまっていたから、試しにやってみたというわけです。
使用した墨は、松煙墨、油煙墨、墨汁などを
いろいろな割合で混ぜ合わせています。
これによって、またできる模様が違ってきます。
それでは、出来上がった「作品」のいくつかをご紹介します。
普通の100円ショップのハガキ用紙。
100円ショップの画仙紙ハガキ用紙。
安物なので、ニジミが少なく、かえって面白いです。
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これ以下は、すべて写真用光沢紙(L版)です。
この辺の作品の、ザラザラした
古木の幹のような感じをどう出すかは
秘密。