ホームレス

何が正解かわかない　誰かが勝手に答えを出すけれど

正しいとも間違っているとも　俺にはどうにも解らない

答えは信じない　それでも知りたい

あなたと歩いた道を　ひとりで歩いてもつまらない

切なさに面影が　見え隠れするそのたびに

動揺して涙溢れ　仕方がない涙が

頑張れとか　1人じゃないとか　うんざりする言葉が

溢れ返って　その渦にのみこまれそうだ

ちょっとそこまでと言って　とんでもない遠くまで　行こう

嘘なら　嘘だと思うなら　最初から信用するなよ

川伝いに　歩いて行こう　そのうちに海に出るだろう

沈む太陽を背に歩こう　日の出るころには着くだろう

別に過去を忘れようなんて思わないけど

関わりは捨ててしまおう　潔くな　

地球はあまりにも大きすぎて　理解できないけど

少しづつ　喜怒哀楽を覚えたいと思う

本に書いてある　もっともらしい文だからって　信用できないよ

目覚めたときが朝とは限らないし　酔って倒れた時が深夜とも限らない

思い当たることはない。

今まで普通に接していた人が、ある日からいきなり、俺に対する態度が急変する。

挨拶しても、返答もなく迷惑そうに俺を一瞥するだけ。

そういう経験、俺にはなん百とある。

多分誰かが、俺の情報を伝えたからだと思う。

大人って、全員、気に入らないことは本人に伝えないで無視するんだよな。

それが間違った情報でも悪いことは鵜吞みにする。

人が苦しむ姿って、人が無視される姿って、多分滑稽なんだろうな。

俺はいつでも殴り合いに応じる準備はできているんだけど、大人ってそういうことからは逃げるんだよな。

まあ、そんなことだから俺は人が嫌いなんだけどな。

10年前。

48歳だった。

俺がソロの弾き語りで、ハコで歌い始めたときだ。

それまでは人前で歌ったことがなかったから、客の反応が気になって仕方がなかった。

うるさいとか、辞めろとか、下手だとか言われたこともあった。

絶賛されて、チップくれたお客もいた。

月に一、二度2時間ほど歌った。

お客がゼロという日も多々あった。

何故客が来ないか？いつも悩んでいた。

今は答えが出たけどな。

俺に花がない、恋愛対象にされるほどのイケメンじゃない、若さがないことが理由だ。

呑みに来ているわけで、流れる音楽はＢＧＭで充分なんだ。

客からしたら、音楽や、歌なんて何の価値もないんだよ。

少なからず言われてきたこと。

「人との出会いを大切に、人との付き合い方をうまくこなす人は必ず成功する」

多くの成功理論の著書が出版されているけど、この1行の文章に尽きることは事実だ。

「それができりゃあ、苦労しないよ」というのが、多くの人の言い分だ。

人って呆れるほどに不器用で素直じゃないんだ。

人は皆、人に好かれたいと思っている。

大人も子供も関係ないよな。

子供でも人に好かれている人は大人になっても話題の中心だし、何をやるにも、メンバーに加えられるものだよ。

この歳になると、子供を見ただけでこの子は将来明るいだろうなとか、分かるんだよな。

そのことを教えられることができたなら、先生や、親は素晴らしいと思うよ。

まあ、そんな人は稀だと思うけどな。

勉強よりも大切なこと、教えてくれる大人は少ないよ、だって、大人は皆ろくでなしだから。

「フェイク」を読んだ。

銀座の高級クラブでは同伴入店して、お客に高級ワインを飲ませて、売上の歩合を店15パーセント、オーナーとホステスと85パーセントを分け合う。

友人を利用して、良くしてくれた、摩耶の客を寝取り、ことごとく裏切った、さくらは許せないな。

こういう女はいきなり連絡が途絶えて、居留守する、しかも何とか会うことができても悪びれず開き直っている。

どんなに美しくても、屑はクズだ。

摩耶は人情深いな。

まあ、世の男は全員浅墓でろくでなしであることは確かだ。

所詮女に操られているものが普通だ。

男はみっともない。

どうあれ、ハッピーエンドで良かった。

「不安な童話」を読んだ。

亡き倫子の生まれ変わりと信じられた、万由子が過去の倫子殺人事件の真相に関わってゆく。

俺の苦手な推理小説だ。

推理小説って、つまらない部分を飛ばして読むと、後にその文章が重要な事柄だったりするから、内容を把握するために、戻って読んだりしなければならない、正直面倒くさい。

読んでいてストレスを感じてしまうんだ。

娯楽なんだから、気楽に読みたいんだよ。

休みは今日まで。

散歩道、マーガレットは満開だ。

今の時期に桜が満開なら、花見をしても良いと思う。

4月初め頃じゃ寒すぎて、花見どころじゃないからな。

常陸大宮に来ている。

3泊4日。

5月3日は那珂湊に行った。

シェリーは喜んでいたようだ。



丘の上のレストランは改装のため、閉店していた。





今日は久慈川で歌った。

もう、Ｕターンラッシュが始まっている、国道118号線が渋滞している。

毎年こんな状態なのは知っているのに、みんな大変だよな。

俺は夜中23時に帰るんだ、ノンストップで家に着く。





山歩きは今が一番良いな。

蚊がいない。





父がいる介護施設に行った。

ここを終の住み家とした老人が、ゆっくりとした時間を過ごしている。

外を眺める老人と一緒に、俺も景色を眺めていた。

遠い昔、小学生のころを思い出した。

ただ、無性に切ない。

落ち着きのない自分

休みだと言っても、1分も無駄にできない自分の性格は疲れるばかりだ。

普段通り、朝は6時に行き、朝食、散歩、ネットサーフィン・・・。

ギャオや、ケーブルテレビで映画観たり。

新曲の音源作り。

4枚目のアルバム制作は着実に進行している。





今日から、茨城県の山奥で4日間シェリーと二人で過ごす。

新曲を作る、本を読む、山川を歩く。

ＰＣないから、時間を持て余すかもな。

雨

散歩の途中で雨が土砂降りになった。

天気予報を見ていたので予報通り、レインコートを着て行ったから正解だった。

自転車で急ぐ人は全身ずぶぬれだ。

シェリーもずぶぬれだ。