逆鏝鑿その後

３日前に掲載したのに逆鏝鑿でお気付きの方の多く居られてのでないかと思います。





輪が付いてませんね～。
そうなんですよね。逆鏝鑿は叩くんです。

おかしいいな～?と思いきややっぱり。
残りの鑿は変えておきました。






鍛冶屋さんによって形が違うんです。
高橋和己さん（カネタケ）や宮脇正孝さんのはもう少し段差が少ないですよ。

彫刻鑿

先週末から段取りしていた物です。
仕上げてしまわないと他のが出来ません。










口金の色付け（イブシ）作業も大変でした。
それ以前に大敵錆び対策。
梅雨から夏場は気を使います。






彫刻鑿は種類が多いですね～。

古鑿修復 10

差す鑿の古鑿です。
この刻印見た事ありますか?


　


もうちょっと鮮明なのを。
　




コミ（中尾）の写真撮り忘れました。


その昔、大阪の鑿鍛冶さんで大西があったんです。
父親からいい鑿だと聞いてました。

三木の小谷さんが大西の権利を買われて押されてましたが太文字の大西に家紋がありましたので全然違う刻印です。

これは初めて見ました。

完成品です。






ご存知の方教えて下さい。

逆鏝鑿

逆鏝鑿で検索してみると田斎さんのHPがあった。
「逆鏝鑿は約10年ぐらい前に京都の展示会で鏝鑿の裏が逆の物を作って欲しいと言われ、作りました。」とありました。

いつもにこにこされてる田斎長男さん。
色んな所でお会いしました。
頼まれればなんでも作られるようですね。ブースを見ていると非常に楽しいです。
「色々勉強になるし、面白いです」といつもポジティムです。


今では色んな所で作られてますね～。
これは高昇さんのです。











柄は細目と指定がありましたので・・・。
寸4叩きと比べると一段と感じますね～。

特殊物 規格外 2

昨日に続き長い柄です。
今回は叩き鑿。
鑿は大手の○山金属のでした。





今回は柄丈1尺5寸で全長60cmです。





普通の並べるとこんな感じです。
昨日のに比べるとですが、存在感あります。




卸さん曰く「叩きでこんな柄が長くて効くんやろか？」ですって。
短い柄と比べてどんなんでしょうね～？