顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

涸沼自然公園のアジサイ

2015年06月20日 | 季節の花
涸沼自然公園は涸沼湖畔にある24.5haの自然豊かな公園です。梅、桜などの季節の花のほかに杉、雑木などの自然林も残っており、特にこの時期は10,000株のアジサイが咲き誇ります。ここの特徴は山の斜面一帯に植えられていることで、下から見上げると迫力があります。
また、涸沼から吹き寄せる涼しい風の影響で、他所より少し遅めの開花も特徴で、アジサイ祭りは7月12日まで、イベントも、7月第一土、日曜に予定されています。



斜面を登った高台のあじさいの谷を見下ろす林間コースの両側にもアジサイの通路が続きます。どちらかというと、背の高いアジサイが多いような気がします。
さらに足を延ばして南側の芝生広場に出ると、眼下一帯に涸沼が大きく横たわっているのがよく見えます。



高台の林間コースには、最近流行りのカシワバアジサイだけの長い通路がありました。水戸市では70歳の記念樹にこの苗を贈っており、庭先にこの鉢植えなどを見かけると、なぜか微笑ましくなります。



ところで、アジサイの種類は多いですね、一説によると、3000種以上、しかも改良で新しい品種がどんどん出てくるようです。とても覚えきれませんが、個人的には、小さめのヤマアジサイの園芸品種が、可憐で色もいろいろあり好感が持てます。



面白いのは、アジサイの花言葉、なんと「移り気」「浮気」とか、土のph(ペーハー)、酸性、アルカリ性によって色が変わったり、成長過程でもだんだん色が変わったりするためのようです。因みに酸性は青色の花をより青くし、アルカリ性は赤、ピンク系になると言われています(例外あり)。


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