顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

潮来あやめまつり

2018年05月26日 | 旅行

きょう5月26日から6月24日まで開かれるあやめまつり、スタート3日前に町内の日帰り旅行で訪れました。園内に植えられた約500種、100万本といわれるアヤメ(花菖蒲)は、季節の訪れの早い今年はもう開花が始まっていました。

咲いているのはほとんど花菖蒲です。アヤメは乾いた草地などに生え網目の模様の小振りの花、ハナショウブ(花菖蒲)は湿地に生え大きい花で中心が黄色との違いがありますがアヤメ科アヤメ属なので、総称してアヤメと呼ぶことも多く、間違いとはならないようです。

1960年発売の吉田正作曲「潮来笠」の橋幸夫が銅像で建っています。
メロディーがすぐに浮かんできますが、もう58年も前のこと、17歳だった歌手も75歳になっています。

いろんな色があり模様も多様でなんとも豪華な花です。江戸時代頃からの品種改良で、絞りや覆輪の組合せにより5000種類くらいあるそうで、それぞれ夢の羽衣、浮寝鳥、淡雪桜など、雅な名前が付いています。

ここは北利根川(常陸利根川)に流れ込む前川沿いで、江戸時代には利根川を遡って江戸へ向かう船運の物資集積地として繁栄し、伊達藩や津軽藩の名の付いた河岸跡が残っています。

さて、お昼はかんぽの宿潮来です。
4階の大浴場は、北浦を見下ろす絶景のロケーション、ナトリウム塩化物泉は少し塩っぱくてしかも褐色、なんか身体に効きそうな感じがします。風呂の湯気にぼんやりと、遠くに鹿島スタジアムが見えます。

誰も居なくなったのを見計らって浴場の写真、褐色の湯の色が微かに分かるでしょうか、ふだん家庭風呂で味わえない大絶景のなかで、手足を伸ばして充分に満喫できました。

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