庭のヤマボウシ、白い花の様子が、白い頭巾をかぶった僧兵(山法師)に似ていることから名前が付きましたが、咲いた時もいつの間にかという感じで咲きだし、実も今日二階の窓から見て、生っていることに気が付きました。
食べられるということで、二三度口にしましたが、別名ヤマグワというだけあって桑の実に似た感じ、それほど美味しいとは感じませんでした。ジャムや果実酒にもなるそうです。
山法師の花はもちろん夏の季語ですが、実の方は歳時記に載ってなく季語としてまだ確立されていないようで、探し出した例句では別な季語がちゃんと入っています。
山法師の実の赤らめる原爆忌 川越昭子
山法師の実を含みみる秋風裡 荻野嘉代子
徳蔵をいざ加勢せん山法師 顎鬚仙人
山法師の実を粧いて今朝の露 顎鬚仙人
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