すっかり青田風景の中に、2カ月遅れの田植えの田が見られます。
これは飼料用の稲作で、ホールクロップサイレージ(Whole Crop Silage)といい、従来は子実をとることを目的に作られた作物を、繊維の多い茎葉部分と栄養価の高い子実部分を完熟前に一緒に収穫して、ラッピングして発酵させ、家畜の飼料にする最近の農法です。

主食用米の過剰作付けを解消し、米価安定に向けて県やJAグループ茨城が転作を進めています。いろんな交付金により、主食用の稲作と同じかそれ以上の収支が見込まれるようですが、美味しい米の生産に生きがいを感じている農家の方々には複雑な思いも多いようです。日本の稲作の将来については課題が多いと理解したうえでも、一つの文化としても何とか継承して欲しいのが勝手な思いですが…。
これは飼料用の稲作で、ホールクロップサイレージ(Whole Crop Silage)といい、従来は子実をとることを目的に作られた作物を、繊維の多い茎葉部分と栄養価の高い子実部分を完熟前に一緒に収穫して、ラッピングして発酵させ、家畜の飼料にする最近の農法です。

主食用米の過剰作付けを解消し、米価安定に向けて県やJAグループ茨城が転作を進めています。いろんな交付金により、主食用の稲作と同じかそれ以上の収支が見込まれるようですが、美味しい米の生産に生きがいを感じている農家の方々には複雑な思いも多いようです。日本の稲作の将来については課題が多いと理解したうえでも、一つの文化としても何とか継承して欲しいのが勝手な思いですが…。