上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

労働分配制

2007年04月03日 | 生活
寮暮らしの東北人のメンバー4人は、バス通勤なのでRFID(非接触型IC)のバスカードを使っていますが、彼らには交通費を現金支給していないので毎月1回は会社でこれをチャージしなくてはなりません。
今日がその日だったのですが、経理担当経理(日本語で書くと変ですね)の家人出張中の為、私が王君を通訳に伴って近所の金沙江路駅まで行きました。

駅に着くとカード専用カウンター(アクリルガラスで囲まれた円筒形のブースがあるのですが、以前の四角い券売所と何処が変わったのか全く判りません。)でチャージしてもらいます。
いつもはおばちゃんなのですが、今日は若いオネーチャンでした。
でも何故か一緒に、いつも他に男性が2人カウンターの中にいるのです。
それも絶対に何もせずにただ話しているだけです。
3つの窓口があるのですが1つしか空けておらず、仕事をしている様には見えません。
順番待ちの列がどんどん長くなっていきます。

私は、いつもは家人に外で日本語で話さないように言われているので、こんな時に質問したり出来ないのですが、今日は王君に質問してみました。

私「あの二人は何をしているの?」
王君「多分何もしていません。」
私「何故?」
王君「さぁ・・」

不思議でも何でも無い事を質問してしまったようです。

よくレストランでも何もしていない店員を見かけますが、同じ事なのでしょう。
私には旧方針時代の共産主義体制の残滓のようにも見えます。