夜になると花火の音がまだ鳴っている上海です。
昨夜零時ごろ、入浴中に突然部屋の電気が落ちました。
真っ暗闇の中で、携帯電話のライトを頼りにブレーカーをチェックすると、問題無いようです。
服を着て玄関を出ると、廊下は煌々と明かりが点いています。
つまり同じビルで、私の部屋だけが停電している訳です。
昼間、コンビニで1200元にもなった電気代を払ったばかりだったので、電気代未払いで電気を止められたとは考えづらい。
きっと部屋に引き込む前の配電盤のヒューズが飛んだのだろうと想像し、1階ホールの警備まで修理を依頼に行く事にしました。
エレベーターで1階に着くと、警備のおっちゃん達は雑談中。
「だれだっけ?ああ、日本人だ。で、何の用だ?」などと言われます。
「おいらの部屋が停電してるよ」と言うと、
「しかたねーなー、今連絡してやるよ。部屋で待ってろ。」といったような事を言われ、部屋で待つことに。
外は氷点下の上海。暖房の無い部屋で、ツーリング装備で震えていると、やがて電気がつきました。
暫くすると作業着のおっちゃんが部屋のドアをノック。
「大丈夫になったか?」と聞くので、
「もう大丈夫」(今のところは・・・。)と答えつつ、
こんな会話が一年に一回は必ずあるなぁ~などと思いました。
外では相変わらず花火と爆竹の音がしています。
次の停電は、真冬の深夜に起きて欲しくないものです。
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