上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

若い老板の好意とSMAPのコンサート延期

2010年09月21日 | 電動バイク

夕方になっても蒸し暑い上海です。
本当に中秋なのか?

さて、私は愛車のリアシートの後ろにヘルメット収納用の金属カプセルをやや強引に取り付けているのですが、 最近、取り付けアーム基部周辺のプラスチックボディが剛性不足で外れて来ました。
 このままでは、雨水が入って電装周りがやられるので、意を決して中江路沿いにある、修理屋に向かいました。
以前充電站を利用した事が有る電動車専用修理屋は、旦那が留守で、カミサンが一人でネトゲしつつ留守番中。
どうにも役に立たないので、隣のガスバイク修理屋の若い老板に「修理できる?」と聞くと、 「1ッ箇所3元か5元で修理してやるよ。」との返事。
 診ている途中で、原付のエンジンが掛からなくなったセールスマンの兄ちゃんが割り込んできましたが、 バッテリーがへたっている上に、オイルも無くて修理に金と時間が掛かると判ると、原付を置き去りにして、 そのまま客先に行ってしまいました。
結構日中は暑かったのですが、ワイシャツに黒のスーツのズボン姿の兄ちゃんを見送ると、 何事も無かったかの様に私の愛車に電動ドリルで穴を開け、修理に入る老板でした。
結局3ケ所を金属プレートで補強して修理が終わったのですが、3ケ所分15元と考えて、20元札を財布から出すと、 「違う、違う」といって、5元札を自分で取り、20元札を返してくれました。
要するに、車体後部周りだったので、1ケ所分の5元でいいよ。との事です。
(手際も良いし、いやー、15元でもいいんだが。と思いました。)

 さて、ここで問題です。以上の会話は何語で行なわれたでしょうか?

実は半分は日本語と身振り手振りで行なわれました。
この時期に、ガスバイク屋に電動バイクで来た(つまり、多分二度と来ない)日本人からぼったくらない若い老板・・・ にこやかに見送ってくれましたが、いい奴でした。

 そんな上海の街角の状態ですが、SMAPはコンサートを延期したようですね。
 とても残念な事です。

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マスコミの誤情報と日中関係の行方

2010年09月21日 | 日記
明日からの連休を前に、夏日に戻った上海です。
暑い暑い。

 昨日はハイテクパーク正門前のローソンのおばちゃんと歓談しつつ買い物。
 当然おばちゃんは私が日本人だと知っているが、反日な出来事は全然なし。
 ところが、今日は知人から、「沖縄は中国領」と主張されて驚く。
まぁ、文革のせいで、キチンと学校に行っていない人なので、主張はTVの受け売りだが、両国の現在の国境線を国際的に確認した、 サンフランシスコ講和条約の事は全く知らない様子。

琉球王国を江戸時代に島津家が(私はその家来の末裔ですが)侵略して滅ぼして以来、400年近く日本の一部で、 沖縄返還時にアメリカも中国では無く、日本に返還したのは何故だと聞くと黙りましたが、この誤認識が広まっているのは確実でしょう。
どうも変な方向に日中両国のマスコミ(及び中国は政府報道部局)がミスリードしている感じがする。
 ここで日中関係が悪化しても、喜ぶのは太平洋対岸の借金大国だけだと判っているのだろうか?
これこそ利敵行為だと思うのだけれど・・・。

 菅首相の言う様に、ここは自衛隊に頑張ってもらいつつ、巧く納めて平和を維持してもらいたいと切に願っています。

と、書いていたら杭州の日本人学校にレンガの投げ込み事件が。
5、6個のレンガを投げ込んだのは、自転車3台に2人乗りで逃亡した6人の犯人・・・中学生の悪戯かよ。

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