上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

調整?の株安

2007年05月31日 | 生活
家人も私も全く株をやらないのですが、他の家族が一昨日から一喜一憂しており、
不機嫌な義父母の顔を想うと、今日も夕食に帰るのが憂鬱です。

私自身は大昔、証券会社向け在宅トレードシステムを手掛けていた(というか、大和・山一・日興の3大証券が出資した会社の営業課長でした)ので、株取引の内幕を覗いた事もあり、「最後には胴元だけが儲かる賭場」で賭けをする気は更々無いのですが、同居の義父達には幾ら言っても理解してもらえません。

昨日からの株安を招いた、前日発表翌日実施による印紙税の操作など、共産国以外では不可能でしょうが(まあそもそも共産主義国の株式市場自体が非常に不可思議な存在ですが・・・)個人の加熱した株投資の抑止効果は抜群な様です。

しかし、全員薄々は政府が関与してコントロールする事は予想していた様ですので、やはり上海人はしたたかです。

これがあったら、日本でもバブルは崩壊せず制御できたかもしれない・・・などと妄想してしまいました。