日々の想い・・・

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「ベンジャミン・バトン数奇な人生」

2009年02月13日 | Weblog
見てきました。お気に入りの二人が出てる映画としても楽しみにしてました。「バベル」でも共演しましたね。
実際ありえないことだろうけど、80歳の年齢で生まれ、赤ちゃんの姿でなくなっていく。それが老人ホームの中で育てられるというのもあるが、周りはホントに死に向かって行く老人達、その中でそんなに数奇でなく大きくなっていく(若がえっていくのだが)愛する人ともいわゆる一瞬だけが世間で言うつり合ったベストの年齢関係。そのとき彼女がベンジャミンを見て「パーフェクト」というところで思わず苦笑してしまった。何か英語ってこれだけなんだなあという風に感じたからかな。
相手は若返るのに、自分は年老いていくその悲しさも描かれているけど、すべて、時は流れるように、あまりにも自然に描かれている。途中の外界の人たちとのふれあいなどはまるで寓話のように描かれていて、とても不思議な世界。
ブラット・ピットの青年姿、まるで映画「リバーランズ・スルーイット」の彼だった。他も多彩な俳優人だった。