キキ便り

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オファーをもらう

2010-11-03 13:20:45 | リストラから教えられる人生
解雇を告げられて145日目、無職になってから55日目、A大学よりオファーをもらう。

B大学への面接に出かける途中のことだったので、夫も半信半疑で電話を受け取った。

電話をかけてくれたのは、将来の直接のボスになるAssociate Provostではなく、採用委員会の委員長。夫はびっくりし、もう少し早く連絡をもらえれば、このB大学での面接を断ったところだけど、ここまで来たのでとりあえず面接を受け、またすぐ連絡すると伝え、電話を切る。

夫の本音はA大学。仕事のランクづけから考えると、A大学のオファーをもらった仕事は、ついこの前までの仕事よりもさらに地位の高い仕事で、B大学の仕事は、同じレベルだが、オフィスが非常に小さいのであまり実力を発揮する機会がない様子。

A大学は、本来ならば博士号を持つ人を採用したかったらしい(前任者も博士号取得者)。面接に出かけた時も、採用委員会のメンバーと立ち話する機会があった中で、「博士号を持っていないのが非常にマイナスなのよね」と言われ、もう一人の志願者(この人は博士号取得者)にオファーがいくだろうと落ち込み帰ってきたところだった。

実はこの大学の公募を見た時、夫は絶対無理だと思って願書を出すことも考えなかった。しかし、私がだめでもいいから出すだけ出してみたらと無理やり勧めたのが始まり。しかも願書締め切り日を過ぎてから書類を提出したというありさま。慌てて出したので、推薦者のところに誰の名前を書いたのか覚えていないくらい、半分諦めていた様子。こういうおせっかいな妻のやることも、たまにはいい風に働くことがあるのかもしれない。

そう考えると、やはり奇跡だとしか考えられないし、夫はこれから待ち受ける規模の大きな仕事にわくわくしている様子。明日はB大学との面接だが、夫は気持ちの上ではもうA大学に固まっているようだ。

来年の夏まで仕事が決まらないのではと不安になった日もあったが、信仰心の強い夫が、確信を持って道が開かれると祈り、信じてきた結果が昨日の出来事だと思う。また回りの人たちの励ましや祈りにどれだけ支えられてきたか、感謝してやまない。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちばねこ)
2010-11-03 19:02:52
よかったね
一安心といったところでしょうか。
今から家探しや学校などで大変だけど、新しい発見をいろいろ楽しんでください
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Unknown (キキ)
2010-11-03 23:27:32
いつも応援してくれてありがとう!

まだ正式に決まらないので、落ち着かない気分だけど。。。。

でも嬉しいです。
返信する
Unknown (Eri)
2010-11-04 13:03:35
145日間、家族みんな頑張りましたね!
本当におめでとうございます!!!
良い報告が聞けて本当にうれしいです。

まずは短いメッセージですが、またメールさせてもらいますね~!
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ありがとう!!! (キキのしっぽ)
2010-11-05 05:15:03
Eriさん、コメントと応援ありがとう!

また私の方の仕事が決まらないのでちょっぴり不安ですが、1つずつですよね。

またメール楽しみにしてますね。。。!
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