キキ便り

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NCAA男子バスケットボール、決勝で惜しくも負ける

2019-04-13 11:05:26 | 自閉症アメリカ教育事情

月曜日に行われた全米大学バスケットボール、チャンピオンを決める決勝戦。

私たちは夫の同僚に招かれて、彼の家の前庭のパティオに設定したプロジェクタースクリーンで観戦。

この方の奥様は、学会出張ということで不在でしたが、Fire Pit「焚き火台」(図のようなもの)を用意してくださり、様々な種類のウィンターをローストし、オニオンブレッドにはさんで夕食、ということでごちそうしてくださいました。

試合の時間延長になるまで、息子の大学のチームがやや勝利していたのですが、最後のシュートが決まらず結局延長戦へ。前回の試合に比べて、あまり調子が出ない様子で、結局負けてしまいました。

その後、バーで観戦していた息子から電話がかかり、「腹ががってしかたがない、うちのチームは弱すぎる。こんなことだったら、最初から負けるべきだった」とショックと失望を隠せない様子。

「ここまで進めたのは、すごいことじゃないか」と夫はいろいろいい聞かせましたが、聞き耳を持たない様子でした。

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これは、昔息子が5.6歳の頃、自分の思い通りや期待とは異なった状況になった場合、よく見られた癇癪と同じパターンです。ちょっと紹介するとこういうエピソードがありました(かなり簡略)

アイスキャンディーが一本しか冷蔵庫に残っていなかったので、「妹と半分っこしようね」というと、ものすごくパニックになり、お皿まで投げだしたので、父親が「半分を食べるか、全く食べないかのどちらか」だと言うとその選択にも納得できず、最後は妹が全部食べるはめに。そのことが人生の終わりくらいにショックだったらしく、「なんでなんだなんでなんだ不公平だ。ボクは一生全然デザートを食べちゃいけないんだ。昼も夜も絶対食べちゃいけないんだ。」と極端な対応。何を言っても聞く耳を持たず、最後はソファーのクッションを投げるはめに。落ち着かせるために自分の部屋に言うように命じると、今度は部屋からたくさんの玩具をもってきて、「もうボクはおもちゃも持っていちゃいけないんだ。全部捨てる」と泣きながらの対応。

また自閉症児のこういう癇癪については、別の記事で書いてみたいと思います。

 

 

 


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