キキ便り

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息子の悩みのフタをあけてみると??

2009-04-18 02:28:56 | 自閉症アメリカ教育事情
息子のことが少し気になったので、スクールカウンセラーにメールで相談してみる。息子は週1度、彼女のオフィスで面接をしてもらっているので、何でも相談しやすい。

彼女は心配して、早速体育の先生と話をし、体育を受講している生徒の一覧表に目を通し、息子にもさりげなく質問したらしい。

その後私のところに電話がかかり、息子の話とは少し違うことが判明。体育の先生いわく、球技をする時には男女ペアを組むらしいが、今のところダンスはやっていないとのこと。この前バドミントンをした時、息子は腕のいい女子生徒とペアになりたがったらしいが、その生徒は別の男子生徒とペアが決まったため、他の女子生徒を探したらしい。

なぜ息子が誰も自分と手をつなぎたがらないと父親にこぼしたのかは不明だが、自分の社会性のぎこちなさをそういう形でストーリーにして伝えたのかもしれない。

息子は、人にどう見られるのかを気にし、なるべく皆と同じでいられるように見られるように最大限の努力をする。日本人のメンタリティが伺えるところだが、自閉症児は、他者の心の動きが読みにくい(心の理論、Theory of mind)という説があるので、息子のようなタイプは珍しいのかもしれない。

ともわれ、心配していたほどのことはなかったようなので、一安心。
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