キキ便り

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冬休みといっても仕事

2011-12-21 18:36:52 | アメリカの大学で教える

 

今学期の成績も提出し、一段落といいたいところだが、締め切りのある修正論文が2本。

それから春学期に向けて、デザインしていたコースの仕上げ。コースをデザインし、目的、内容や教授方法をレクチャー、課題、テストまでに渡って作成する人をcourse developerというが、学科長に頼まれこの役を引き受けてから、100時間あまりの仕事量。しかもあと20時間はかかりそう。

日本の短大、大学で教えていた時にはこんなに丁寧に授業を計画準備したことはなかったので、アメリカの大学の要求水準がつくづく高いと実感。

Pearson という出版社のMySocLabというオンライン教材を使うことにしたが、テキストの新版が11月終わりに出版されたのと同時にこのオンラインラボの出版は、12月の終わり。まだ教材がしっかり販売されていない中でのコースのデザインは綱渡りのようにストレスで胃が痛くなる思い。

このオンラインラボは、なかなか面白く、学生たちのためのクイズ(しかもpretest, posttest)、ビデオの動画、資料、地図や図表の作成、フラッシュカード、パワポによるレクチャー、テストバンクなどが含まれるので、私が授業しなくてもいいのではと錯覚してしまうくらい。

 

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