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息子、企業からオファーをもらう

2019-05-12 22:09:11 | 自閉症アメリカ教育事情

この記事も、前回の続き。https://blog.goo.ne.jp/yokomam/e/446581a7871093dc3d64bf33de25053e

ニューヨークの会社から本面接の日程が決まり、おそらくニューヨークのこのリサイクリングの会社に決まるのではないかと思っていた最中、L会社からオファーが来た。

前回も書いたが、面接の最後に「君はindustrial engineer (産業エンジニア)とデータアナリストのどちらの仕事がしたいのか」と聞かれ、息子は迷ったあげく「データアナリスト」と答えた会社である。

これでもうドアは閉ざされたと思っていたが、そうではなかったらしい。連絡がすぐ来なかったので、もしかして企業が採用を希望していた学生がオファーを断り、そのポジションが空いたから採用してもらえることに決まったのかもしれないが、それにしても本当に、本当に良かった。

この企業は、国から委託で軍用機を作っていることなどもあることから、バックグラウンドチェックなどはかなり他の企業より厳しかったようだが(息子は日本で生まれているので)、お給料などは初任給とは思えないほどの金額がオファーレターに書いてあった。また一日10時間勤務すれば、その次の週は、3日間休めるなど、フレキシブルな勤務が可能らしい。

息子だけでなく、同じ学部のクラスメートもかなり採用されているようで、それはそれで心強いのかもしれない。

しかし万が一のことを考え、息子は予定通りニューヨークの会社への面接にも出かけることにした。結局のところ、お給料や住む町などよりも、どういう仕事を任され、どういう人が上司になるのか、将来性はあるのか、などを含めて、息子が最終的に決めるのではないかと思う。息子の長所を伸ばし、育ててくれるような会社であればと願うばかりである。

明日は、息子の期末試験の最終日。そして土曜日が卒業式。

Honors Collegeを卒業するので、メダリオン・セレモニーが予定されているらしいが、ニューヨークの面接を控えているので、出席を見合わせることにする。

「大学最後の試験だね」と言うと、「いや、そうじゃないと思う。ボクは大学院に行きたい」との返事。お給料の一部を貯金して、ぜひ希望の大学院で勉強してくれたらと思う。最近では、勤務しながら大学院を通う人が増えてきたようだし、企業によってはその資金を負担してくれる場合もあるらしい。

とりあえずのゴールは、自分の専門を生かせる企業での就職。夢まであと一歩である。

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就職活動に関する本人の努力については何度かブログに書いたが、親にとっても大変な道のりだった。サポートしてくれる機関がアメリカとは言え少ないため、結局は親の仕事になってしまう。これについては、別ブログで。

 

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2 コメント

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Unknown (toto)
2019-05-14 09:04:17
Kくん、頑張ったね!
大学院へ行って勉強したい希望が叶えられますように!
アメリカは社会人になってからも勉強する人が多いのですね。
日本もそんな社会になることを願いたいです。
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Unknown (キキ)
2019-05-15 05:00:14
トトさん、いつも応援ありがとう。大学院に行って、学びたい専門があるみたいなので、本人にとっては大切な投資だと思っています。
返信する

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