12月18日に行われた米国の大手シンクタンク、ピュー・リサーチ・センターの宗教や公共生活に関する調査(Pew Research Region & Public Life Project) によると、
アメリカの中では、クリスマスをお祝いする人たちが約9割、そのうちの3分の1は、宗教上の理由というよりも文化として参加しているらしい。
しかもその祝い方は昔に比べて消極的で、クリスマスツリーを飾る人は9割から8割に減少、サンタからのプレゼントをよそおったり、クリスマスキャロリングに行く人たちは、半数までに減少。
これは、アメリカがダイバーシティー化し、キリスト教以外の宗教を積極的に認識していこうという流れの反映なのかもしれないが、なんとなくさびしい気持ちがする。
調査の中で、クリスマスの中で出費がかさむことや、商業主義がクリスマスの中でも最も気に入らない部分だという回答が、約3割。これは私も同感する。プレゼントだけでなく、家の飾りつけ、華やかなパーティーやイベントなど、お金の使い道は多い。
若い人ほどクリスマス離れし、自分たちの思うように休日を過ごそうという傾向が調査の中から伺われる。
子どもたちが小さい頃、サンタからの手紙をよそおって書くために、左手(私は右利き)で手紙を書いたことを思い出す。しかし賢い娘は、私のスペルにミスがあったことに気づき、これはサンタではないと思った、ということを後から告白し、びっくり仰天。
プレゼントが待ちきれずに、こっそり紙袋の中を覗いていた子どもたち。子どもと一緒に飾り付けたジンジャーブレッドハウスやクッキー、ツリーのための木を農場に買いにいったりなど、そういうイベントをこれからの子どもたちは経験しなくなるのだろうか。
http://www.pewforum.org/2013/12/18/celebrating-christmas-and-the-holidays-then-and-now/