雷雨と強風に見舞われた朝、突然家が壊れたような大音で目が覚める。
何が起こったのか見当もつかなかったが、娘が私たちに何かあったのではないかと二階から駆け下りてくる。
皆無事だったこと感謝しつつ、オットが玄関のドアをあけると、隣の家の大木が折れて、玄関に立ちはかる。
外壁も少し落ちてしまう。
大木の枝が、屋根を貫いて息子の部屋の天井につきささり、雨漏り。
家族やペットに怪我がなかったのが不幸中の幸い。車も駐車していた位置が悪かったら、潰されていたのかもしれない。
アメリカの保険システムだと、たとえ隣の家の木でも、自分の家が費用を払わなければならないらしい。
しかも保険の適用は4000ドルまで自己負担なので、オットも私もショックで言葉がない。
災難で落ち込む中、近所の人や友人たち、家族がみな心配してくれ、暖かい言葉をかけてくれたのがありがたい。