昨日は、学会発表申し込みの原稿(アブストラクト、要旨)を提出する。
今回は、オリジナルリサーチではなく、レビュー(文献研究)なので果たして採択してもらえるかどうか。
この学会での発表の申し込みは4年ぶりだが、なかなか規定が細かい。
たとえば、タイトルには、ピリオドは打たない。タイトルの単語で4文字以上だったら最初の語は大文字にする(たとえば、amongはAmongとなるが、 ofはOfとならない)。図や表などは、ワードで作成したものはアップロードできないのも、私にとっては初めて。表は、申し込みのウェブサイト上で直接データーを打ち込んで作成するという規定になっていて、細かいデーターをワードからコピーし、ウェブサイトにペーストするという作業に1時間もとられてしまう。
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もうひとつの仕事は、ジャーナルに投稿された論文の査読。
障害者のインターネット使用がテーマの論文で、なぜ私のところに依頼がきたのか不思議だが、締め切りが迫っているので今日の午後は、論文をもう一度読み直し、コメントをタイプ。
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話は変わるが、最近のニュースは中国のデモのことばかり。
ヒューストンでもこの前の土曜日、チャイナタウンでデモが行われるというニュースが入り、中国系のスーパーに買い物に行くのをひかえたが、今後どうなるのだろう。
オットは「ドイツなどとは違って、戦争のことをまだ日本がきちんとあやまっていないから、今でも尾を引いているんだ」と言うが、世界(特にアジア諸国)がそのような共通認識に立っていると、日本の立場を援護してくれる国は少ないのかもしれない。
経済格差が広がる中、中国の人民たちの不満を政府ではなく日本に摩り替えようとする中国政府の意図もあるようだが、戦争をめぐる謝罪の問題は今も尾を引いている。
オットが今年の夏中国に出張に行った時、妻が日本人だと言うと 至る所で羨ましがられたそうだ。日本人は(男性でも女性でも)、個人レベルでは、とっても礼儀正しく、文句を言わず、優しく接してくれるので、重宝されるらしい。個人としてはいいが、国としては別問題なのだろう。
国際感覚をもった常識のある日本人の政治家がもっと増えて欲しいと切に願う。