この情報化時代、自分の名前を(日本語でも英語でも)インターネットの検索にかけると、芋づる式に情報が出てくるのが、プライバシーの侵害のようであまりいい気持ちがしません。といいながらも、私自身も人の名前を検索にかけて、この人はどういう研究をやっているのか、どういう論文を書いているのか、などを調べることもあるので、お互いさまなのかもしれません。
そういう中、たまたまアマゾンで自分の博士論文が発売されているのに気づき、びっくり。値段も70ドル近くもするのです。
アドバイザーに相談してみたところ、そんな話、大学教員生活今まで聞いたこともないという回答。しかし彼女のご主人で同じく大学教授のC博士がわざわざ調べてくださって、こういうリンクを見つけてくれました。
http://www.linkedin.com/groups/Dissertation-Available-on-Amazon-95497.S.73611666
博士論文を提出した時に、いろいろな書類を書き込んだのですが、どうもその中のProQuestからの書類に、ProQuestを使用する使用料金を支払うことで印税をもらえるようにするか、使用料金を免除してもらう代わりに、印税ももらえないようにするかという、選択があったみたいです。私の場合、使用料金を支払いなかったので、印税ももらえなくなってしまったようなんですが、まさかアマゾンで発売されるなんて知りませんでした。
まあ、こんな高額な博士論文、購入する人はいないでしょう~。オンラインで簡単にダウンロードできると思うのですが....
この夏のびっくり事件でした。