キキ便り

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推薦書を書く

2008-01-22 10:53:17 | 博士課程で学んで
アメリカに来て、なぜか推薦書を書く機会が急に増えました。

大きく分けると次の3つのタイプです。

1.子どもの学校の担任の先生もしくは特殊教育の先生を、その年のベストティーチャーとしてノミネートする推薦書。このたぐいの手紙は、頼まれるというより、書いてくださいという学校からのお知らせに、自主的に応じたものです。いつもお世話になっている先生には、それくらいして恩返ししたいです。

2.大学院受験のための推薦書や奨学金獲得のための推薦書。これは、比較的年齢の若い人から頼まれる手紙です。たとえば、授業の受講生から推薦書を書いて欲しいと頼まれたこと、何回かありました。

3.自分の所属する学部の学部長もしくは大学院プログラムのディレクターからの依頼で、うちの学部をもっとも優れた学部として推薦する手紙、私のアドバイザーをベストアドバイザーとして推薦する手紙を書いて欲しいと頼まれるケースです。これは、かなりレベルの高い手紙が要求されるので、2,3時間費やしてしまいます。

どの手紙にしても、その人の優れたところをいろいろな観点から1段落ずつに分けて、書いていきます。観点はだいたい、4つくらい考えるようにしています。そして、ありきたりのリップサービスじゃなくて、具体例や数値などを挙げながら、信頼性の高い手紙を書くように心がけています。

限られたボキャブラリーや言語表現の中でも、誠意の伝わる手紙を書こうと心がけることで、結構いい手紙が書けるみたいです。
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