パンダ好きな私のある日の出来事

パンダが好きです。
そんな私の毎日の中で・・・
起こったこと。行ったところ。

ユザワヤでお買い物と黒豆煮

2013年12月30日 15時38分26秒 | 手作りアクセサリー
年末年始のお休み。
ゆっくり過ごしています。
そういえば、去年の年末は、おばが亡くなってすぐ。
なんだか慌ただしかったんだ。
今年は、おだやかで静かないい年末を過ごせてて、幸せです。

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お墓参りして。
神社に今年のしめ縄を納めに行って。
おせち料理・・・全部は作れないけど、まねごとで黒豆煮て、栗きんとん作って。
友達に会って。
お裁縫して。
28日、29日、30日といろいろしました。



黒豆。
母が言うには、曽祖母の黒豆はおいしかったとか。
そして、おばのもおいしかった。
でも、母はそのレシピを知らないんだそうで、私がクックパッドで調べて、作りました。
家の味って、受け継がないといけないと思うんだけど。
でも、しかたないか。



煮汁に黒豆を一晩つけて、翌日、コトコト煮込みました。
おいしくできましたよ。
本当は釘を入れると真っ黒になるみたいだけど・・・怠けたら、やっぱり茶色っぽいかな。



そしてお裁縫。
29日に銀座のユザワヤに行って、材料を買ってきて、縫い縫いしました。
この前、kindleを入れるポーチを作ったけど、できればkindleを保護してくれるもんがいいなぁと、作り直し。



薄い緩衝材を2枚重ねにして、前と後ろに入れ込んで縫い縫いしました。
なかなか上手!!
守ってくれそう。



で、余ってた布使って、母のお稽古バッグを作りました。
・・・ニャンコが入っちゃったけど。あはは。

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そして。
お久しぶりの友達に会ってきました。
春に会って以来かなぁ。
最近、引っ越した話とか、近況報告を聞いてるうちに・・・
結婚したという話になり。
えええええ!!
えええええええええ!!
いやぁ、1年でいろいろあったんだなぁ。
でも、幸せになってよかったよかった。

さぁて、明日は大晦日。
おうちでゆっくりかな。

2013年忘年会

2013年12月27日 23時34分41秒 | 日々のこと
仕事納めの27日を前に、私は、26日が仕事納めでした。
そして、そのまま職場の忘年会。
毎年恒例の、カラオケ忘年会でした。



みなさんカラオケが大好きで、2次会のカラオケで盛り上がる・・・
のであれば、最初からカラオケに行っちゃった方がいいんじゃない?
料理も出るカラオケ屋、いや、カラオケがついたパーティー会場みたいなんでいいんじゃない?
ってことで、ここ数年、カラオケ忘年会なんです。
お料理もコースで結構おいしいし、飲み放題だし、3時間いられるし、なかなかいいお店なのです。

今回は、職場の女性スタッフさんたちが、「恋チュン」のダンスを練習して、踊ってくれました。
かわいかったぁ。
私にゃぁできないわぁ。
動画とったからYouTubeにアップしちゃおうかしら?なんて思いながら。あは。
私は、「あみん」の「待つわ」歌ったり、「チェッカーズ」の「涙のリクエスト」歌ったり、あ、剣さんの曲「ハンサムなプレイボーイ」も歌わされました。

カラオケは10時にお開き。
そのあとは、行ける人たちで2次会。ビール飲みました。
そして、私は、終電。あぶない!!
そのあとラーメン食べにいった人たちもいて、最終どころか、深夜バスやらタクシーやらで帰ったそうです。
今日は二日酔いだったとか。しゃべったことなんて覚えてないみたいだし。
あはは。
いい忘年会でした。

来年もがんばりますよ。

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今日、27日。
起きたら、声が出ないんでびっくり。
風邪?え?
忘年会で笑いすぎたのか・・・。
歌いすぎたのか?

会社はお休みして、彼氏に会ってきました。
今年最後。
来年、最初はいつ会えるのかなぁ?松のうちには会えそうにないなぁ。

さぁ、年末年始のお休み始まりです。
友達に会う予定がちょこっと。
メインは、ゴミ捨てとおせち料理作りの手伝いかな。
楽しみます。

kindleケース

2013年12月25日 00時26分03秒 | 手作りアクセサリー
納めの週に入りました。
職場は問い合わせも少なくて、ごくごく平和。
こういう時じゃないと、早め(定時)に帰れないので、思い切って、定時退社。
おおおお、どれくらいぶりだろう?

kindleちゃんを買ったはいいけれど、すでにkindleを使っていた友人からは・・・
「ケースかカバーがないと結構コワイ」
とか
「知らないうちにボタンポチッとしちゃって、欲しくない本ダウンロードしちゃった」
とか
え~~~っていう話を聞かされまして、最近、kidleカバーかケースを探してました。
でも、今年のバージョンのは、まだあまり売ってない。
しかも、なんだかかわいくない上に、高い。
kidleが9000円でカバーが3000円ってどういうこと?

ということで・・・
会社帰りにユザワヤで材料買って、作りました、ケース。



キルティングの水玉生地にチャックつけただけです。
アイロンでつけるアップリケで、恐竜のがあったので、それもポイントとして。
いや、カバーかケースって、kindleちゃんを守るような強いもんじゃなきゃだめなのよ。
・・・そのとおりなのですが、とりあえずはこれで。
だめ?かしら?



生地があまったので、もう1つ作りました。
もう1つは日頃持ち歩く、充電コードを入れる袋にしましょう。

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今年は、平日で教会に行けませんでした。
それでも、メリークリスマス。
ステキなクリスマスを。

クリスマス落語会(円丈)@国立演芸場

2013年12月23日 23時54分48秒 | 芝居
なんだか今にも雪になりそうな寒い曇り空・・・。
昨日の、青空がうそみたいだなぁ。

落語を聞きに国立劇場に行ってきました。

円丈のクリスマス特別落語会。
母が円丈好きなので。
いやぁ、チケットぎりぎりだったのよね。
当然、満席でした。

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落語は、新作中心で、クリスマスにちなんだ話で、ということのようでした。

円丈。
前回、やっぱり演芸場に見に行ったときも、内容が頭に入ってなくて話が出てこない。
お弟子さんがうしろについてプロンプターをしたり、あんちょこもったりでした。
それでも、最後はまとまって一つの話としては聞けたんだけど・・・
今回はめちゃくちゃ。
どこまで、仕込みなのか?いや、仕込みじゃないのか?わからないんだけれども、最後まで話がどうもまとまらない感じでした。

おもしろいにはおもしろいんだけれども、まとまらない話じゃぁ、どうしようもないような気がしました。

来年3月には円楽との「雪解け」の会をやるそうです。
そのときは大丈夫なんだろうか?

母はそれも聞きたいようだったけど。

さぁ、2013年の仕事納めの1週間です。
急ぎの仕事はないけど、来年早々忙しくならないように、かたづけておかないと。
がんばります。

ビタミンC点滴

2013年12月21日 21時07分37秒 | 病気
なんだかイライラして、気持ちが落ち着かない気がする1週間でした。
別に何があったわけでもないんだけれども・・・。
疲れてるかなぁ。
おそらく遊びすぎ?
寒いし。

思いついて、久しぶりにビタミンの点滴を受けに行ってきました。
母もぜんそくが出始めているので、点滴したほうがいいだろうということで、一緒に。
ちょっと遠い場所にある病院で、電車で約1時間。
今日は、いいお天気だったし、いいお散歩になりました。
おばのガンの治療にいいかもしれない、と人から聞いて行くようになった病院です。
基本的には、ガンの方が治療のために遺伝子療法、血管内治療、それにビタミンCメガドース療法っていうのかな?をやってるようです。
おばは膵臓ガンだったんですが、ここの治療のおかげで、最後苦しまなかったんじゃないかと思います。

母は、ぜんそくと甲状腺の腫瘍があるので、ビタミンの点滴は続けたほうがいいだろう。
それに、私は、子宮内膜症とちょっとした気分の落ち込みとか自律神経失調症とかにいいんじゃないか。
ということで、おばが亡くなってからも続けてます。

と、言っても、私は2月以来だけど・・・。
風邪を引きにくくなるので、冬だけでもやっておいたほうがいいなと思ってます。

自由診療なので、1回11550円。
ちょっと高いので、そんなにはできないっていうのもあるし。

この点滴をすると、とってもノドがかわきます。
普段、水分をあまり飲まない私には珍しく、ごくごくごくごく。
病院で出してくださるお水とお茶を飲みながら、点滴を受けます。
が、この水分のせいか、どうも気持ち悪くなることもある。
おなかがたぷたぷしてしまって・・・。
家に帰るまで、少し気持ちが悪い。

そして眠くなる。
おうちに帰って昼寝しないと。

あと、おなかもすく。
太る・・・。

でも、これ、健康!!ですね。

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病院で、おなかとか肩をあっためるものをいただきました。



おなかにあてると、きもちいい。
小豆が中に入ってて、レンジでチン。



病院のワンちゃん。
でかい!!
ニャンコになれてる私には、でかすぎて、少しコワイ気もします。

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さぁて、明日もお休み。
予定のないお休みですよ。
お墓参りに行って、あとはゆっくりするかな。

kindleくん(2013)

2013年12月20日 00時05分17秒 | 日々のこと
ちょっとしたはずみで、「kindle」を買いました。
今年の春に、友達から去年のバージョンのkindleを借りて、ちょいと使ってたことはありますが・・・
買っちゃった、自前の。



秋に出た新しいモデルです。
あ、でも、paper whiteね。
ネクサス7も持ってるし、fireは必要性を感じなかったので。
動画のダウンロードをamazonが始めて、それを利用できるのは魅力的ではあったけど、なんだか宝の持ち腐れになりそうだったし。

今のところ、無料の青空文庫をダウンロードして読んでることが多いかな。
今回、キャンペーンで1900円分の本が買えるってことだったので、それを使って、ちょこちょこ購入したりしてます。



今日は、150円で「半七捕物帖」の全編版をダウンロードしました。
青空文庫でもあるんだけど、1編をダウンロードしなくちゃいけなくて、全編で結構安いので、結局、有料のにしました。
あとは、「ヒヤマケンタロウの妊娠」っていうマンガも。
こちら450円が420円で、紙版より少し安いぐらいだけど、読んでみたかったマンガなので、購入。

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今日は、1日中雨雨雨。
冷たい雨。
休暇をとってお出かけでした。
それにしても、こんな大雨で、雪にならなくてよかったぁ。
これ雪だったら、大雪で大変なことだったろうし。

明日も、雨か雪。
そして、3連休。
お仕事がんばります。

女子会@スカイツリー

2013年12月19日 00時16分09秒 | 旅行
ちょうど、仕事が閑散期に入りまして、ちょこちょこと休暇をとってます。
夏休みもとれていないので、今週が夏休みみたいな感じです。

久しぶりの友達と会いにスカイツリーに行ってきました。



いい天気。
雲の流れが早くて、上を向いてスカイツリーを見ると目がまわるみたい。
結局、スカイツリーには登らなかったけど、隣りにビルの31階でスカイツリーを見ながらお食事してきました。



お昼からお酒ですよ、お酒。



パスタ。
ちょいと、やらかめのパスタ。
平打ちのパスタなので、こんなもんなのかな。



31階のビルからでも、眺めがいい!!

スカイツリータウンをブラブラして、上野に移動し、普通の飲み会になだれこみました。



上野で飲んでしゃべって食べてえ、1人2000円。
安いなぁ。
私は9時ぐらいに帰ったけど、ほかのみんなは午前さまだったようです。
朝の11時からしゃべりまくりで、私の声はかれてしまいましたが、午前さまの友達なんて、声出なくなってんじゃ?

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この日の朝は、2回目の朝ウオーキング。
ちょっと距離と時間を減らして、コンパクトに。



氏神さまへ。



朝の神社は気持ちいいですね~。



きれいな空。
そして・・・



虹。
雨が降ったわけでもないのに。
太陽のまわりに円形の虹ってのもあるけど、これはそれでもない。
アーチでもない。
てっぺんの空にただ円がきれたような形で出てました。
早起きは三文の徳(得?あ、大辞林は「徳」ですね)ってこういうことなのかも。

大塔宮曦鎧@国立劇場(12月文楽公演)

2013年12月16日 23時05分09秒 | 芝居
「おおとうのみやあさひのよろい」と読みます。
明治時代以来121年ぶりの上演の文楽だそうです。

12月の国立劇場・文楽公演を見てきました。

ちょっと疲れ気味ってのもあって、見たかった「大塔宮」だけ。
ホントは「大塔宮」のあとに「恋娘昔八丈」(城木屋お駒)がつきますけどね。

鎌倉宮で神としてもまつられている「護良親王」(大塔宮)とその敵である六波羅方の武士「斉藤太郎左衛門」一族の悲劇を描いた5段物だそうです。
その中で、斉藤太郎左衛門が後醍醐天皇とその第9皇子を助けるために、自分の娘や娘婿の名誉のために孫を殺す場面を中心にした2つの場面が上演されました。

大塔宮について描いた芝居ってのは、記憶にないなぁ。
「実盛物語」みたいに、敵役のおじいさんが、ぶっかえりでいい人になるっていう感じのようで、でも、命を落とすのは孫。
「寺子屋」や「熊谷陣屋」のように自分の子どもを身代わりにするようでいて、殺されるのは別の子。
「菅原伝授」や「忠臣蔵」みたいに敵役の横恋慕があるけど、たいしたことなくて。

なんだかいろいろ趣向が似たものがないまぜになって、でも、全く別のものにしあがっていました。
おもしろいけど、間の筋をもう少し描いたほうが、それぞれの登場人物への思い入れも出てきて、芝居としてより深くなるような気がしました。
今回の2つの場面だけでは、斉藤にも、右馬頭にも、だれにも思い入れができない。

「身替音頭」の場面で、盆踊りを踊っている孫を一刀のもとに殺すんだけれども、子どもたちが輪になって踊る場面が珍しいし、美しい。
2人の親たちは、1人の親は、自分の子どもが殺されないように祈りつつ、主人の身代わりで殺せと心で叫んでいる。
もう1人は皇子の親として、殺されないようにと息をのんでいる。
そして、隠れてもう1人、孫を殺そうと踊る子どもを見るおじいさん。

このときの義太夫が三味線からはずれて「打て」と別の調子で語るところがおもしろいなぁって思いました。
この場面には4人の登場人物がいるんだけど、それぞれの人の親としての複雑な心持ちを描いていて、1人にスポットライトがあたるんじゃないのね。
1つの場面で4つのドラマがあるところが、ほかの芝居になくて、現代的な感じがしました。

これは歌舞伎にはなってないのかなぁ?
配役としては、寺子屋と似た感じで、仁左衛門または吉右衛門が右馬頭。妻の花園が魁春とか。斉藤は、老けすぎだけど吉右衛門か左団次?いや、吉右衛門がいいだろうなぁ。
三位の局は玉三郎でもいいかもね。

あぁ、ちょっと薄雪物語っぽいのかもしれない。

珍しいいいもの見ました。
これで、2013年のお芝居納めでした。
今年は歌舞伎座再開場で、いろいろ見たなぁ。
亡くなったり、悲しいことの多かった歌舞伎界だけど、来年は明るいことがいっぱいで、いいお芝居もいっぱい見られますように。

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明日が満月だそうです。



大きなお月さま。
皇居の上にあがって、きれいでした。

三笠会館

2013年12月15日 23時28分38秒 | 日々のこと
活動的な1日でした。
活動「しすぎ」な1日でしたってのが正しいかもなぁ。

朝、5時起き。
くら~~~い。まだ夜中~~~。
さむ~~~い。
で、朝6時半から朝散歩。

最近、朝散歩を始めた友達とぶらぶらぶら~っと8時まで。

どれぐらい歩いたろう?
思ったより寒くなくて、いい天気で気持ちいい朝でした。



朝の神社。



朝日。
帰り道、モスバーガーで朝ご飯を食べて、ゆっくりおしゃべりして、11時解散。
朝・・・ながっ!!

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そのあと。
職場のお姉さまたちと銀座ランチ。
三笠会館のフレンチで贅沢なゆったりランチをしました。
お昼からスパークリングワイン飲んじゃった。



前菜。



にんじんのスープ。
真ん中のはオリーブオイルだそうです。



メイン。
鶏の胸肉。



デザート。
たっぷりおなかいっぱい。
これで3000円はお得な気がしました。
今日は銀座はコミコミで、そんな中でも静かなお店でせきたてられることもなく、ゆっくりと2時間ぐらい過ごせたし。
いやぁ、贅沢だわ。

さくっとブーツも買えたし。
ちょっと足は痛くなったけど、朝からいい汗かいて、よく眠れそう。
さぁて、明日から新しい1週間。
ちょっとお休みなんかもとりつつ、がんばりますよ。

国立劇場12月歌舞伎公演(忠臣蔵外伝)

2013年12月14日 22時53分01秒 | 芝居
国立劇場に歌舞伎を見に行ってきました。
今月は吉右衛門で、忠臣蔵外伝みたいなお話を3本。

全体としてテーマがある企画である点、結構ニンにあった配役である部分が多かった点などなどから、2013年の締めくくりに見る芝居として満足しました。

「主税と右衛門七」

歌昇、米吉、隼人の若手ががんばる、お芝居です。
新作歌舞伎の分類にはいるもので、討ち入り前夜の葛藤を描いています。
15歳、17歳で討ち入りに参加する子たちが、淡い恋心をいだいたり、この世の中に未練があったり、そういう人間らしい姿が見られます。
そういう点で、若手の子たちのがんばりがほほえましくて、役にはまっているように思いました。
歌六が、大石でしっかりしめてるし。
歌六は、最後の幕でも、踊りで定九郎もしてるんだけれど、大石のがそりゃ、ニンです。

「弥作の鎌腹」

これは、初代吉右衛門の得意のお芝居で秀山十種にもなっているものです。
おそらく、初代が亡くなってからはやられてなかったんじゃないかなぁ?
この吉右衛門のお芝居がよかった。
いやぁ、これは難しいお芝居で・・・。
人のいい農民の弥作は、6段目で有名な千崎弥五郎で、弟の討ち入りの決意を聞いて、弟のために、主人を殺し、自分も自害する。
なんだか深刻だけれど、弥作自信が人のいい小市民な感じで、笑いの中で悲惨な最期という、難しいもっていきかたなのです。
切腹の作法を守ろうとして、大根を「しきみ」がわりにしたり、おなかをさすことができなくて、はずみをつけて鎌をおなかにつきさしたり。
そのいちいちがおもしろいけど、でも、最後には観客を泣かせるんだなぁ。
「佐倉義民伝」におもしろさを加えた感じでしょうか。

お話自体は後味が悪いし、なかなかやられなかったのはよくわかりました。
やってくれてよかった。見られてよかった。

「忠臣蔵形容画合」

黙阿弥が作った作品のようです。
忠臣蔵の7段目までを踊りで再現したものなのだけれど、ところどころ後日談的な話も入り、おもしろい。
黙阿弥のしゃれっ気というか、江戸の人のしゃれってのを味わえます。
が・・・現代の人は、もとの忠臣蔵の話をしっかりは知らない人が多いので、どれほどしゃれっ気がわかるのか?そこが難しいところ。
大序から、三人上戸の清元の踊りになるとか。
二つ玉の場面で、イノシシが殺された親父の亡霊として出てきたり。
6段目は、もう勘平さんが死んだあとの話で、おっかさんが近所の人に、盆踊りを教えていて、最後は目をまわして勘平のような形で死ぬとか。
あぁ、これあそこのパロディーだぁって思いながら楽しむ踊りのようです。

7段目で、ちょこっとだけ吉右衛門が大星として出てくるんだけれど、これが本役の大星という感じで、大きくて、ほんの少しの出番でも、お芝居がしまるように感じました

ちょっと長い気はしつつ、場面場面は楽しい踊りに仕上がっていたようです。

そういえば、「弥作の鎌腹」でも、最後弥作が鉄砲で主人を殺すんだけど、そこの三味線は二つ玉の場面と同じだったり。
踊りも含めてところどころにそういう楽しさがありました。

吉右衛門の「弥作の鎌腹」だけでもいいお芝居です。
ちょっと空いているような気がしてもったいないなぁ。