タスクバーの右端に表示されるパソコンの内蔵時計は、気温などに左右されることも多く一般的に精度が低いと言われます。パソコン時計は何となく信用出来ない、と感じておられる方も多いでしょう。 しかし、時にはその僅かな誤差が元でトラブルが発生しないとも限りません。「メールの送信日時が正しくないため、受信側との間でトラブルが発生した。」とか、「クライアント側とサーバ側の時計が同期していないため、ファイルのタイムスタンプ(ファイルなどに記録されているデータの入力日付と時間)にずれが生じた。」又、「不正アクセス調査の際、サーバのログを調べるときに支障が生じる。」と言ったようなことでしょう。第一(あまり信用できない時計が目の前にちらついている)のは、目障りなものです。
それでは、どのようにしてサーバの内蔵時計を正確にしておくかというと (内蔵時計の正確なコンピュータに教えてもらう) と言うことです。インターネット上には 「タイムサーバ」 と言われる正確な時刻を提供しているマシンが複数配置されております。いわゆる 「タイムサーバ」 とは、ネットワーク内の全てのコンピュータの時刻を定期的に同期させてくれるコンピュータのことです。
したがって、自分のパソコンと 「タイムサーバ」 との間で絶えず同期をとるようにしておけば、正確な時刻を表示すること出来るようになります。
● WindowsXP で自動的に時刻の同期を取る。
タスクバーの右端の 「時刻表示」 を右クリック→ 「日付と時刻の調整」 → 「インターネット時刻」 タブ→ 「自動的にインターネット時刻サーバーと同期する」 にチェックを入れる → 「OK」
※ インターネットに常時接続している場合は、時刻の同期は1週間に1回行われます。 手動で時刻を合わせたいときは 「今すぐ更新」 ボタンを押します。
※ パソコンがインターネットに接続されていないとか、職場などのファイアウォールが設定されている場合、同期に失敗することがあります。 ※ タスクバーに「時刻表示」が無い場合は次の手順で表示します。 「スタート」ボタンを右クリック→「プロパティ」→「タスクバー」タブ→「時計を表示する」にチェックを入れる→「OK」
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