マイクロソフトの【 Fix it 】 (フィックス イット) とは、パソコンに問題が生じた場合の対処策として、マイクロソフト社が提供している自動修正オプションです。
Windows OSなどのソフトウェアに問題が見つかった場合、レジストリの設定変更などの複雑な操作をすることなく、問題の回避を実行することができる仕組みが【 Fix it 】です。
※ レジストリ (registry) とは、Windows OS で用いられている設定情報のデータベース。OSに関する基本情報やアプリケーションの設定、拡張情報などの他、拡張子の関連付けやユーザーパスワードなども保存されている。
ユーザーは、不具合を解消するためのMSIファイル(マイクロソフト社純正のインストールパッケージファイル) をダウンロードして実行します。
例えば、次のような問題の修復に役立てることができます。
●パソコンが重い、パソコンの動作が遅いなどの問題
●デスクトップ アイコンが動かないなど一般的なシステムの問題
●ファイルやフォルダーを削除できない、コピーできない、移動できない、ファイル名やフォルダー名を変更できない、などの問題
●Windows Update が機能していない、更新出来ない、失敗するなどの問題
【 Fix it 】アイコンがついたサポート技術情報は、マイクロソフト社のサポートオンライン上にある≪ Fix it ソリューション センター≫から実行することができます。
これにより、コンピューターは推奨されている修正をすべて自動的に実行します。
■Microsoft Fix it ソリューション センターを開く
http://support.microsoft.com/fixit/ja-jp ・・・(下記画像参照)
=3ステップで問題の自動修正を実行します=
1.修復したい項目を選択する。
2.具体的な問題の種類をせんたくする。
3.該当する「解決策」を選択して実行する。
1.修復したい項目を選択する。
2.具体的な問題の種類をせんたくする。
3.該当する「解決策」を選択して実行する。
■ ちなみに [パソコンが重い、パソコンの動作が遅い] 時は、下記画像の手順で実行する。
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