パソコンの操作は、絶えずセキュリティに気をつけておかなければなりません。特に1台のパソコンを共有で使用する場合は、重要なファイルを他人に開かれたりすることの無いように対処しておくことが大切です。又自分だけしか使わないパソコンでも、万一インターネットを通じて重要ファイルが他に漏洩した時のことを考えて、防御しておくことも大切です。
WindowsXP には標準で 「圧縮フォルダ」 を作る機能が装備されており、そしてこの 「圧縮フォルダ」 には簡単にパスワードを設定することができます。この機能を利用して重要ファイルにパスワードを設定することにより、セキュリティ対策は一段とその効果を発揮することが出来るでしょう。
● 圧縮フォルダの中に重要ファイルを格納してパスワードを設定する
1.圧縮フォルダを作成する
デスクトップ上の何もないところで右クリック→「新規作成」→「圧縮(zip形式)フォルダ」
「圧縮(zip形式)フォルダ」の上で右クリック→「名前の変更」・・・任意のフォルダ名を付ける。
2.「圧縮(zip形式)フォルダ」 に保護するファイルやフォルダを<移動>し格納する。
3.「圧縮(zip形式)フォルダ」 にパスワードを設定する。
作成した「圧縮(zip形式)フォルダ」を開き、メニューの 「ファイル」 → 「パスワードの追加」 をクリック → <パスワード>&<パスワードの確認入力> 欄に同じパスワードを入力して 「OK」
一度「圧縮(zip形式)フォルダ」にパスワードを設定しておくと、その「圧縮(zip形式)フォルダ」に新しく格納したファイルにもすべてパスワードが設定されます。
4.設定したパスワードを解除する。
パスワードを設定した「圧縮(zip形式)フォルダ」を開き、メニューの 「ファイル」 → 「暗号化の解除」 をクリックすると解除されます。

【注1】決してパスワードを忘れないようにしてください。
【注2】パスワードを設定しても、フォルダそのものは開きます。
したがって、その中にどんなファイルやフォルダがあるかは他人に見えるということです。この中にある一つ一つのファイルを開こうとするときに、パスワードの入力が要求されますので、他人はファイルの中身までは見ることは出来ません。ファイル名が他人に分かると困る場合は、自分だけしか分からないファイル名に変更しておきます。
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