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それが一番の問題

概要は後からついてくる

週刊だえん問答 コロナの迷宮 若林 恵+Quartz Japan

2021年05月01日 | 


ニュースで目にすることに新しい見解を提供してくれる。
漫然と情報に触れていても繋がらない点と点をつなげて、物を見るというか。

対話方式で書かれているので読みやすい。この方式は視線も偏らない効用もあるように思う。

ポッドキャストも聴いている。
最近、若林さん関連のメディアに触れることが増えた。

Critical Thinkingってヤツに惹かれているのではないかと思う。
提示されることを額面通りに受け取るのではなく、
批判的目線で精査する、自身の持つ他の情報や経験を駆使して。
これが普段の生活ではなかなかできない。

こうして書物として提示されると、とてもありがたい。
髪と電子と両方買ってしまった。。。

結局、外出先でiPadで読むことが多かった。

ヤクザときどきピアノ 鈴木智彦

2021年05月01日 | 

一気に読了した。

文章力が尋常じゃない。
プロの書き手ってこうなのかと非常に感心した。

楽器のみでなく、言語やスポーツの上達にもあてはまる、
なにかを習得するプロセスが、ともてユーモラスに書かれている。

何事も、この本にあるように、
楽しく、情熱的に取り組めたらどんなに良いだろう。

Weの市民革命 佐久間裕美子

2021年03月27日 | 


ポップな生活革命に比べると、face to faceの取材が少ないかな?

前書と本書の両方に登場するお店は、業態やオーナーが変わっていることが多い印象。
前書にのみ登場して、大きくは変わっていない会社のたくさんあるとは思うけど。

全体的に日本で生活していてもニュースで拾える情報をまとめた印象が強いためか、
前書ほどの衝撃は感じなかった。前書は2度読みしてたくさんメモしたが、
今回はそうはしようとは思わなかった。

内容は好きだし、自分の生活を見直すきっかけにはなると思う。

ALL ABOUT TOSHIO SUZUKI 永塚あき子

2021年01月10日 | 


鈴木敏夫さんの仕事からは沢山盗めると思う。
ジブリ汗まみれ(ラジオ番組)のポッドキャストはずっと聞いている。
この人が耐えてきた重圧や修羅場は僕の比ではないと思う。
それでも生き延びてきた術が垣間見える。

今回の本もそう。僕は藁をもすがる思いで買った。
4000円以上もする。安くはない。

ご自身直筆の過去の資料もあるし、おそらく書き下ろし(?)の
ご自身文章もある。あと、書(筆て書かれたもの)も。
そこからわかるのは徹底的に考え抜いていること。不確定要素はできるだけ潰す。
作品が優れていれば、映画がヒットするわけではないことがよくわかる。

さらに、落書きのように書いているらしいが、
イラストも宮崎駿さんのそれにとても似ている。
よく見ていないとあんなに似た絵は描けない。
絵心はないのだろうと勝手に思っていたが大間違い。

この本の表紙を目に入るところに飾り、
自分の危機を生き抜ける助けにしようと思う。
写真はアラーキーさんが撮影したようだ。

カーノKEI 歌舞伎町バブル編 KEI

2021年01月10日 | 


Keiさんの本は以前にも読んだが本屋で見つけたので購入&即日読了。

読みやすい。

Keiさんはよくいままで2本の足と手を失わずに生き延びてきたなと思う。
運もあると思うが、やはり頭を使うし、引いてはいけないときに引かないし、
運だけではないと思う。

ヤクザ時代には被害者も沢山いるだろうし、
やってきたことは賞賛されるべきことではない。
でも、時代も大きく違ったんだということも覚えおておきたい。
本にもあるが、バブル前と後では大きく価値観が変わったみたいだ。

一つ確実に言えるは、この人の生き様は
真似しようと思っても僕には真似できない。
自分の状況と比較しづらいが、へこたれている場合じゃない、
という気分になる。


外資系のすごい働き方 山田美樹

2021年01月01日 | 


久々に読んだビジネス本。
なぜか気になった。
しばらくアマゾンのカートにあって、

アマゾンで買おうと思った少し我慢した。
やっぱり気になって、しばらくして注文した。
値段があまり落ちない本は、内容がしっかりしていることが多いと思う。

実際、とても良かった。

参考になることがたくさんあった。
僕は若くないこともあり、多くの内容は過去に読んだり、
体験としてわかっていることでもある。
それはそれで良い。リマインドは必要。

ただ、「プリンシプル」は初めてかも知れない。
自分のキャリアや人生の指針となるようなもの。
これと照らし合わせて、キャリアの関する決断をしていく。
また、自分がどこに向かっているのか、どこへ向かいたいのかを明確にする。

詳しいことは買って読んだ方が良いと思うけど、これは実践してみたい。

ただ、僕は真面目な優等生タイプではないので、、、
ほどほどに、、、でないと立ち止まってしまうことになりそうだから。
考えて、分析しているだけでは物事は進まない。
あと、動いている時の方が頭が働いた入りもする。
仕事ではよく「走りながら考える」とも言うしね。

ただ、プリンシプルだけは整理してみる。
そして、コピー用紙に書いて、自分の私用ノートに挟んでおこうと思う。

ビールでブルックリンを変えた男 ブルックリン・ブルワリー起業物語 スティーブ・ヒンディ、藤井友子他

2020年12月13日 | 


妥協せずにおいしいものを作り、事業として成立させるのはとても難しい。
大きな資本で、品質とコストを落として、大半の人がそこそこ満足するもを作っている会社と競争するのはとても難しいから。
そんな挑戦のビール業界の事例。

そこそこ満足している人に、割高になるものを知ってもらって、指示してもうには、
おいしいだけでは難しい。不満のないところに、新しいものを提示するわけだから。

しかも、液体。運ぶのにもコストがかかるし。そして、味が変わる。
制約がとても多い。

そんな挑戦の話。本の装丁からも伺えるがヒップというか、どこかかっこいい。
ドラマチックなエピソードもあるが、ビジネス上の現実も書いてある。
面白くて、ためになる。良書だと思う。

著者のスティーブ・ヒンディは、中東でのレポーター経験からビールを作り始めた人。
意外な経歴。ビール会社に勤めて不満を感じて独立したのではない。

I LOVE NYのロゴを制作したミルトン・グレイザーが、ブランドのロゴを制作を発注することに成功。
仕事を選ぶ超大御所に仕事を受けてもらうのはとても大変なはず。言われてみれば、とてもキャッチーなロゴ。

アイディアにストーリーがあってこそミルトン・グレイザーを説得できたと思う。
あとは、使い倒された言葉だけど「熱意」。これも必要。もちろん、持ってるだけではなく人に伝えることが必要。

ビジネスでのリアルな制約も具体的に書いてあり参考になる。
目先の成長は遅れても、譲れない線は守る。
雇われ社長ではしずらい判断かも知れない。
しかし、とても大切なこと。この判断がグズグズになると、
自分たちが何者かわからなくなってしまう。

自分や自分の職場と照らし合わせた時の対比が
自分の状況を見つめ直すことに役に立った、とても。

ローカルメディアのつくりかた:人と地域をつなぐ編集・デザイン・流通 影山裕樹

2020年10月11日 | 


タイトル通りの内容。とても面白かった。
自分もなにかできないものかと考える、
その際のヒントというか、参考になる。

情熱と職能が生み出すんだな、ローカルメディア。
生活を豊かに、人を幸せにすると思う。

無くても死にはしないけど、
絶対にあった方が良い存在。

フルタイムで打ち込める人がいないと成立しない。

さて、どうしたものか。。。

KEI チカーノになった日本人 KEI

2020年10月11日 | 


かつてヤクザ映画を観て肩で風を切って映画館を出てくる男がいたと聞く。そうならないように気をつけないと。

この人は例外中の例外だと思う。

アメリカの刑務所の話もさることながら、そこまでの経緯も尋常じゃない。
なんども体で痛みを知らされているのにも関わらず、おとなしく生きようとは思わない。とことんやる。これはなかなかできることではない。

仕事ができる人なんだと思う。地頭が良いというか。。。それに度胸もある。
そして経験。それれがもたらす閃きと勘。

アメリカの刑務所でチカーノに触れて、考え方が変わったみたい。
身体的な痛みや。人の説得でもない。だからその後もブレにくいのだと思う。

励みになるというか、勇気が出てくる。自己啓発?
自分の問題が大したことではないし、ビビる必要もないと思わせてくれる。
でも、身の丈を越えることは口にしないこと、、、。口は災いのもと、、、。

ヒップな生活革命 佐久間裕美子

2020年02月23日 | 
今の僕にこれ以上ないくらいマッチしていると思う。
こんなにメモを取りながら本を読んだのは、
きっと学生の頃以来のこと。

一度通して読んで、その後
ネット言及されている人、店、そしてサービスのサイトを
参照しながら読み直した。

この本で紹介されているのは、
大量生産・消費の一方で、
欲しいものがないから自分で作る、
短いサプライチェーンで環境コストを低く抑える、
自分の行いとは直接的な関係がところで起きたこと(リーマンショックなど)に人生を決定されないような生き方、
作り手として自分の目が届く範囲ですること、
肉を食べる時に捨てるものを極力減らす、
自分や自分の子供の体に入る食物についてちゃんと考える、人たち
そしてそんな人をつないだり、サポートするサービスの数々。

出版されたのは2014年7月のようだ。
つい最近まで知らなかった自分を恥ずかしく思う。
この本に出てくる人のようなことがしだいとずっと思ってきたのではなかったか。
目の前の仕事や実らない恋愛にかまけていた、、、ということだと思う。
実に情けない。

自分にとって意味があることをできるように生きていきたい。
この本には既にそうしているたくさんの人たちがたくさん出てくる。
言い訳はできない。

著者の佐久間さんがご自身も
そんな人の一人なのではと思う。

結局、できることからやるしかない。

以下、ググった単語。
紹介はしない。この本を買って読んだ方が良いから。

ジェイムズ エルロイ
https://lookatthisfuckinghipster.tumblr.com/page/3
coava coffee
ケメックス
エースホテル
ポートランディア
フリーマンズ スポーティング クラブ
床屋、レストラン、ショップ
アンドリュー・ターロウ
「ブルックリン・フリー」が主宰する「スモーガズバーグ」というフリーマーケット。
イースタン・ディストリクト
Locavore
屋上農園
ブルックリン・グランジ
Community Supported Agriculture
ファーミゴ
アリス・ウォータース
エディブルスクールヤード
Bコーポレーション
パタゴニア
ベン&ジェリーズ
Shinola シャイノラ
アウトライヤー
メーカーズ・ロウ
エッツィ
iichi
ストアーズ
VHX
PERISCOPE


知の仕事術 池澤夏樹

2020年02月23日 | 
鉛筆で本にマーキングするスタイルが僕と同じで驚いた。
この本の著者は6Bで僕は5Bだけど。
誰かを真似たのではなく、自分なりにた辿り着いた方法。
これが著者と同じで嬉しかった。

目から鱗なことは見当たらないが、
整理された文章として読むと、
なんかだかスッキリした。


自分の仕事をつくる 西村佳哲

2020年02月11日 | 
よくまとめたな、と思う。こんなに色々な人のこと。

学生とか社会人なりたてくらいの人に良いかも知れない。
社会人10年以上選手の僕は背筋が伸びる思いがした。
また、不甲斐なさというか、自分が安全な場所にと留まっている、
つまり、なにもしていないと再認識した。

忙しく働いてはいるが、その意味や目的に嘘というか、
焦点が定まっていない。
そんなことわかっている。だからこの本を手に取った。
結果として良かった、とても。

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 渡邉 格

2020年02月10日 | 
この本もとても良い。

ずいぶん本を読んで、考えた人。

豊かさって何かな、幸せって何かな、
と思わされる。

僕は、仕事では数字のことばかり考えている。
誰かの職を守るだけでしかない。
ただ、スキルは身につく。
このスキルを活かす道をずっと探している。
ひょっとしなら無いかも知れないなんて思う。
そうかも知れない、そうではないかも知れない。

仕事をして、本を読んで、運動して、音楽を聴いて、知らない土地を訪れて、考えて、休んで、
また仕事をして、今はその繰り返し。
ひょっとしたら、今後もずっとこれの繰り返し。
でもこれ以外にできることがない。