私はこうして発想する大前 研一文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
彼の学校の広告みたいな感じ。
本を書いて自らを広告。
まさにマッキンゼー。
大前さんの本を読んだのは初めて。
内容は良いと思います。
本書にはメソッドが6つ記されている:
1. 先入観を疑う。
2. ネットワークから考える。
3. ”他にはないもの”を目指す。
4. 歴史から教訓を引き出す。
5. 敵の立場で読む。
6. 討論する。
以下、キーワード・感想:
1.は、少子化、国内マーケットの定義、国土の輸入
2.TV局の数、車ディーラー、South West、ヤマトの宅急便
3.CNNのNews一点張り
”他にはないものを発想できた上で”コンテンツ事業で成功するために
提供したいものがクリアになっている。
客に届けるネットワークは常に最新で、品質が良く、コストがやすい
コンテンツそのももの安定した制作能力があること。
んー、まぁ、できれば苦労ねぇな。
デル
4.中国や韓国の反日感情の本質。
中国には敵が必要。日本のメーカーがアメリカに出て行ったときの気合い。
中国は、政府がやめさせようと思ったことは起こらない。
内容は納得いくが、章のタイトルの付け方に無理があると思う。
5.北朝鮮の理解の仕方、利用価値。
6.彼の学校。
そして、「あとがき」から、
変革のためには:
変わらなくてはいけない、という考えを持つ(現状ではいけないという危機意識)
どのように変わるのかを考える(方向性、内容、代案の利害損失を考え選択する)
どうしたら変われるのかを考える。(手法、技法、パートナーの存在など)
後戻りせず、さらに前進する方法を埋め込む(退路を断ち、前進を加速する)