それが一番の問題

概要は後からついてくる

「里」という思想 内山 節

2011年09月25日 | 
「里」という思想 (新潮選書)
クリエーター情報なし
新潮社


基本的に同意。

資本主義に問題があっても社会主義が良かったことにはならない。
社会主義もグローバリゼーションを推進したであろうという考えは僕の盲点だった。

新聞に連載された文章が基になっいるからか、読みやすい反面、もの足りなさを感じた。

近代は、人間に動物としても感性、日本人としての土着の民族性を失わせた、ということが基本的論点。

それらを引っ張ってきた欧米の力が弱ってきている昨今、世の中はどう動くのだろう。

筆者はローカル性の重要性を見つめ直すことを提案している。
同意するが、それだけではいけない。
マクロな視点が弱い気がする。

それとも、ローカル性重視し、国際競争力を低下させ、そこで生き残れない企業/関連会社からの失業者を生み出した後にしか日本社会の新しい姿は見られないのだろうか。
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キュレーションの時代 佐々木 俊尚

2011年09月11日 | 
キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房


「マス崩壊」的メッセージは普通。
僕にとっておもしろかったのは、DVDやソフトのバブルについての説明が僕にとっては新鮮。
自分が生きた時代の考察は始めてのような気がする。
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最終戦争論 石原莞爾

2011年09月06日 | 
最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)
クリエーター情報なし
中央公論新社


頭が良い人だ。
文を読めばわかる。
明晰。

大東亜戦争はちょっと早すぎたのかと思う。
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残業ゼロ! 仕事が3倍速くなるダンドリ仕事術 吉山勇樹

2011年09月05日 | 
残業ゼロ! 仕事が3倍速くなるダンドリ仕事術 (アスカビジネス)
クリエーター情報なし
明日香出版社


「なにかがおかしい」と思ったら読んでみると改善できるかも。
この手の本は、自己啓発的栄養も含む、と感じた。
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ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 楠木健

2011年09月04日 | 
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
クリエーター情報なし
東洋経済新報社


ストーリーであるべきなのはよくわかった。
んで、ときとして、振り返ってみればストーリーであったケースもあることもわかった。

情報量が豊富なところは良いが、整理の仕方は馴染めないものがあった。
色んな企業が変わるがわる、繰り返しに出てくる。
論点を明確にするためなのだろうが、僕は一つの企業をストーリを時系列で見たほうが理解できた気もする。

貴重な視点と情報がつまった本だとは思います。
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