それが一番の問題

概要は後からついてくる

佐藤可士和の超整理術 佐藤 可士和

2010年08月30日 | 
佐藤可士和の超整理術
佐藤 可士和
日本経済新聞出版社

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すごい。憧れる。

佐藤さんの凄いところは、膨大な情報を整理し、かつ活用できているところだ。

これには、かなりの訓練を要する。
時間をかけて整理するのは、実はそんなに大変ではない。
ただ、押し寄せる仕事と情報をすぐに活用できる形で整理すること、
そのスタイルを作り上げること、、、自分も初めてみた。
既に効率は上がった

ものがないのではない。たくさんあるのにそう感じさせないのだ。
荷物をたくさんかかえて歩くのと手ぶらで歩くのと、どちらが歩きやすいかは
考えなくても判るだろう。

んー、10年、20年後に今の間隔がどうなっているかわらないが、
デザイン/クリエイティブ系の仕事に於いては、普遍的に言えることが
書いてあると思う。

自己啓発本も良いが、この本を読んでみると、仕事する気が湧いてくると思う。
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正弦曲線 堀江 敏幸

2010年08月29日 | 小説
正弦曲線
堀江 敏幸
中央公論新社


堀江さんの文章は大好きだ。

本書はエッセイ集の部類に入ると思う。
僕は小説の方が好きかな。
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珈琲辛口談義―カフェ・ド・ランブル 関口 一郎

2010年08月29日 | 
珈琲辛口談義―カフェ・ド・ランブル
関口 一郎
いなほ書房


珈琲職人。商人ではない。
商人らしからぬ筋を通す。
それを可能にする腕を持つ。
いいじゃないか。

好きなこと、のめり込めることを仕事にする人はエネルギッシュだ。
プレッシャーをハネ返すために必要なのか。
満足する豆がなくても、出来る限り最良の珈琲を出す。
いかなる条件下でも。

珈琲を語る口調には経験に裏付けられた確信がある。
文句なしにかっこいい。
こんなジジイになりたい。

日本に入る前の質は落ちているという。
そうか、そうか。
需要はあるはずなんだよな。
本当においしいものなら需要創出できる。

そして、挽き方も大切、あまり注目されていないが。
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スウェーデン式 アイデア・ブック フレドリック・ヘレーン

2010年08月29日 | 
スウェーデン式 アイデア・ブック
フレドリック・ヘレーン
ダイヤモンド社

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アイデア・ブック2(トゥーボ)
フレドリック・へレーン,テオ・へレーン
ダイヤモンド社

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視界に新しい光をいれてくれる本。

コーヒーテーブルに置いてくに最適だと思う。

日常に於いて、新鮮な目線を持ち続けることを助けてくれる。
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10 items or less 素敵な人生のはじめ方

2010年08月29日 | 映画
素敵な人生のはじめ方 [DVD]

VAP,INC(VAP)(D)

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いい映画。

キレがある。短さが良い。これが最適な長さだろう。

終わり方が最高。

Written words。

いい響きだ。
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Story Seller Vol 3

2010年08月29日 | 小説
Story Seller (ストーリー セラー) Vol3 2010年 05月号 [雑誌]

新潮社

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初回のStory Sellerの文庫版を読んだことがある。
お買い得だと思っていたところに第3弾が出てることに気がついて購入した。

沢木耕太郎、
以前、「バーボン・ストリート」とあと何冊か読んだことがある。
ちょっと文章が硬い気がしたけど、今回は違って感じた。
記憶よりもよっぽどシックリきた。
女に教わる派が男に教わる派か。この視点はおもしろい。

他の作品文字上に読み応えがあった。
「読み応えは長編並み、読みやすさは短編並み」といううたい文句に偽りなし。

特に、佐藤友哉さんの東京駅での事件と探偵、
そして、さだまさしさん!
こんな才能まで持ち合わせていたとのか!
秋葉原の事件に居合わせたジャーナリストとストーカー、、、。

んー、凄い。どんな思考回路だとこんな作品を思いつくのか。
いや、大切なのは、それを物語として紡ぎ上げる姿勢か、、、。
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コーヒー学のすすめ―豆の栽培からカップ一杯まで ニーナ ラティンジャー、グレゴリー ディカム

2010年08月17日 | 
コーヒー学のすすめ―豆の栽培からカップ一杯まで
ニーナ ラティンジャー,グレゴリー ディカム
世界思想社

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知ったところでどうしようもない。
社会学的文献を読んだ後に感じること。
それはこの本を読んでも感じられた。

状況はわかった。
そもそも察しはついていた。

僕はどうするべきかを探っている。
それは自分の頭で考えないといけないのだ。

やはり動き出さないと何もわからないのだ。
ここで本を読んでいても何も変わらないのだ。

それを痛感した。
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あの頃ぼくらはアホでした 東野 圭吾

2010年08月16日 | 
あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)
東野 圭吾
集英社

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いつも思う。
作家が子供の頃から本ばかり読んでいたというのは、一昔前までの話で、
最近はテレビや漫画の方がおおいのではないか、、、。

東野圭吾はそんな僕の考えに合致する一人のよう。

頭は良いのだろうけど、ずっと秀才で通したわけではない。
大学も理系(本人曰く、自分は似非理系らしいが)卒業だし。

おまけに中学は、公立で荒れた学校だったみたいだし。

そんな人の方が面白い小説を書けるんじゃないかと思う。
高尚な内容じゃなくて、一般人の為に一般人の目線から書かれた、
エリート達にはいまいち実感として理解できない小説。

東野圭吾の小説はあまり読んだことがないけど、
そんなことを考えながら読んだ。
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のはなしに 伊集院 光

2010年08月15日 | 
のはなしに
伊集院 光
宝島社

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以前読んだ「のはなし」のVol.2「のはなしに」。
ネタには相変わらず共感できる。

でも、やはり氏のネタはラジオで聞いた方が面白い。
当たりまえだ、氏は主にラジオのパーソナリティとして精進してくたのだから。

落語家時代の話が一番印象に残った。

氏のラジオでは、切ない聞いた記憶がない。
この本には、そんあエピソードがいくつかある。
伊集院光のそんな一面を知りたい人にはお薦め。
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アル・パチーノ アル パチーノ ローレンス グローベル

2010年08月10日 | 
アル・パチーノ
アル パチーノ,ローレンス グローベル
キネマ旬報社

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アル・パチーノはかっこいいなぁとガキの頃から思ってる。

インタビューを読む限り知的で繊細でワイルドな人だ。
そりゃあカッコイイわけだ。

原文で読むべきだった。
この本の質感は素晴らしいが。

しばらく本を読みながら音楽を聴くのを止めてみようか。
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SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI

2010年08月08日 | Podcast
長さ、ネタ、更新頻度も良い。

教養が足りてない、
体系的な知識が欲しいが現実的には難しい。
そんな心を慰めるのだ。

アイロンでもしながら聞くと良い。
「教えてやる」って感じがしないところがいい。
ウィスキーをチビチビやりながら。
今までのことと未来のことを考えながら。
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厭世フレーバー 三羽 省吾

2010年08月07日 | 小説
厭世フレーバー (文春文庫)
三羽 省吾
文藝春秋

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いくつもの視点を書きわける。
小説家にとっては当たり前のことかも知れないけど、素人の僕からすれば感嘆に値する。

それぞれの主人公の時系列が交錯するため、一つの行動への動機やそれに対する解釈の違い、ひいては人間の身勝手さと思いやりが描き出される。

やっぱそれってすごいことだよ。

メッセージ?も良い。
完璧じゃなくてもみなそれぞれの最善、言い換えれば自分をとりまくモノすべてのために頑張っているんだね、それぞれの事情を持って。

それが世の中ってものか。
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ハル、ハル、ハル 古川 日出男

2010年08月07日 | 小説
ハル、ハル、ハル
古川 日出男
河出書房新社

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ミニシアターの映画のような世界。

著者はもう少し若いかと思った。
感性は若いのだろうけど。
創作活動を続けてきた緊張感と生き甲斐の仕業か。
とにかくすごい感性だ。芸術家が見せる異様性を構成するナニカの一部である。

僕が読んだことがある小説の世界のどれとも違う。
会話や登場人物の思考を書くときの呼吸は絶妙。
これは簡単に真似できるものではない。

古川日出男は芸術的な小説家/作家だと思う。
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gift 古川日出男

2010年08月04日 | 小説
gift (集英社文庫)
古川 日出男
集英社

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1話づつが短いから隙間時間に読んだ。

そんな読み方は失敗。
長さと内容の濃さは比例しないから。

読んでいる内容が頭のなかで映像になった。
小説を読んでいるときは、そうならないとつまらない。

舞台が自分が見たことある世界だからかも知れないし、
文章が上手だからかも知れない。
当然、両方だろうけど比重は問わない。

「低い世界」、「あたしはあたしの映像のなかにいる」、
「鳥男の恐怖」が特に印象に残った。

発想の豊さに嫉妬するわ。

古川日出男さんの中編/長編を読みたく思います。
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生き方の流儀 28人の達人たちに訊く 高任 和夫

2010年08月03日 | 
生き方の流儀 28人の達人たちに訊く (講談社文庫)
高任 和夫
講談社

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んー、もう少し掘り下げたモノを読みたかった。
ただ、団塊の世代の方々には、直接関係のある内容が多いように思う。
僕も念頭に置いて生きるべきことがらだけど、やはり定年退職くらいの年代向けの編集になっていると感じる。

無着成恭さんの仏教的解釈はおもしろかった。

一時期仏教の考えたかにハマったもんだが、またその時期に入ったのかも知れない。

あの頃の僕のように、最近は将来の自分が見えないし。
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