それが一番の問題

概要は後からついてくる

是枝裕和 対談集 世界といまを考える 2

2022年02月15日 | 


是枝監督の映画作品は好き。

だけどこの対談集はつまらない。会話がうわべっつらだけ。あとは昔の話とか業界の話。
どのあたりが「世界といま」なのかわからない。

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開高健ベスト・エッセイ 開高健、小玉武

2022年02月13日 | 


和製ヘミングウェイ的なイメージが少しある。
文章と釣り、、、あと戦争を取材とかね。マッチョな面。

もちろん、それだけじゃない。同じくらいセンシティブで、内向的でもある。

ヘミングウェイの文章は簡潔として知られる。
開高健もそうなのかな。わからん。でも、ぶ厚い。denseな感じがする。
今、こんな文章を書く人を僕はしらない。描写力もそう。

読んでいて浮かぶのが、情景、平面のイメージでなく、彫刻とかなにかもっと立体的でtangibleな感じ。
筆力。言葉での表現力。the ability to portrait what he saw.
これが尋常じゃない。プロの書き手という感じ。
さらに、マテリアル(書いている対象)が戦争やその周辺で暮らす人だったりすると、書き上がった文章のパンチは重たくなる。
そうゆうことだと思う。

何度も読みたる。読むたびに舌を巻く。
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ほんとうの心の力 中村天風

2022年02月12日 | 


不要なお説教にしか聞こえなかった。途中でやめた。

若すぎるのか、健康すぎるのか、なんなのか。

十年とか二十年後に読み返すと、違って見えるかも知れないね。
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数学する人生 岡潔、森田真生

2022年02月11日 | 


懐かしいということ。

戦後、宗教的になった背景。僕にもよく理解できた気がする。

一つのことに集中できる人のことを尊敬する。
そうなれる環境を作って、守ること。
これは他のことを諦めることでもあり、とても勇気がいること。
これをやってのける人たち。心底すごいと思う。

なんでかな。

自分に嘘をついていないからじゃないかな。
自分の満足や幸福に於ける経済的な状況や他人の評価の重要度が低いんだろうな、と思う。

それってとてもかっこいい。自分もそうありたい。

ある意味、アウトローでもあるよね。

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人間の建設 岡潔、小林秀雄

2022年02月11日 | 


数と言葉。まだ見ぬ世界を探索するために、使っているモノは違うが本質的に同じことをしていて、その根源も同じであることがよくわかる。

数学では、存在している法則を発見、証明したり。
文章では、自分に見えている世界観を表現したり、言葉にできないことを文章にしたり。
絵でもそうだね。何を描くかではなく、それをどう描くかに表れる。

根源がそこにないと、自分にとっても他人にとっても本物にならないんだな、、、と思う。
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