それが一番の問題

概要は後からついてくる

スク―神々への反逆 ピーター・L. バーンスタイン

2008年09月30日 | 
うーん、タイトルが大げさ。

歴史の教科書を読んでるような気分になったは、事実ばかりの文章と絵が入らない
構成だからだな。

リスクというか、数学的な確率論についての延々と書かれてる。
ギリシャ人は今使う数字(1,2,3,4,とか)を使わなかったとか、サイコロの起源
とか「へぇ」と思うことは所々あったけど、途中でやめた。

僕にとって、もっと為になる本は沢山あるはずだから。

リスク―神々への反逆
ピーター・L. バーンスタイン
日本経済新聞社

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護士のしごと [15歳からの「仕事」の教科書] 志賀 こず江

2008年09月24日 | 
文章、内容ともに15歳向け。

とても解かりやすい。裏を返せば、吸収することはあまりない。
でも、それは僕が二十歳を超えた大人だから。

でも、

一つだけ気に入らない事がある。
離婚率、、、結婚するカップルの1/3が離婚するかのような記述。
違うでしょ。離婚数は、夫婦の全体数。一方、比べられてる結婚数は一年間のみ。
そりゃ離婚数が大きく見えるでしょうよ。

子供向けの本にこういう記述はイカンでしょ。よりによって、弁護士の先生が書いたらイカンでしょ。

弁護士のしごと [15歳からの「仕事」の教科書] (15歳からの「仕事」の教科書 2) (15歳からの「仕事」の教科書 2)
志賀 こず江
丸善

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経済ってそういうことだったのか会議  佐藤 雅彦  竹中 平蔵

2008年09月22日 | 
対話形式なので、とても読みやすい。

二回読んだら、内容もキチンと覚えると思う。

「経済学入門」みたいな本を読むより為になる。

竹中さんは非常に頭がキレるとよく聞けど、この本は素人向けなので
彼の本領は発揮されていないとみた。

そこだけは少し残念。まぁ、別の本を探せばいいか。


経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
佐藤 雅彦,竹中 平蔵
日本経済新聞社

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Long Hot Summer

2008年09月21日 | 映画
休日出勤で疲れて凝り固まった心がほぐされた。

こんな映画ばかり見ていたら、みんなアメリカが大好きになるわ。
ちょうど半世紀前に作られた映画で、今のアメリカを描いてるわけで
はないけど、日本にいる僕にしたら今でも昔でもアメリカはアメリカ。

ここで描かれている家族の生活を支えるために、奴隷とか
チープレイバーがとかフェミニズムの視点で分析すると、、、
みたいなargumentは置いといて、とにかく美しい話。映画化するに値する。

一方、最近の映画は、、、とは言いたくない。
素敵な映画はたくさん作れてるはずだから。


長く熱い夜

20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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猪木イズム

2008年09月20日 | 
偉人だな。

昔は、猪木のアゴをマネてたけど、すぐに痛くなった。

あのアゴにも、常人には出来ないことをやり続けてることが表されている、、、
わけないか。

生き様が違うな。こういう人と一緒に働いてみたいもんだ。

総理は危ないかも知れないけど、国会議員にはこういう人が一人くらいはいた方が
良いんじゃないかな。

猪木イズム
アントニオ猪木
サンクチュアリ出版

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勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践

2008年09月14日 | 
この人の本はまとめて三冊買った。

その内の二冊目。

今回のは、実体験よりも本やら職場で学んだ知識そのものをお裾分け、という感じ。

うーん、初めて聞く言葉は書いてあった。

「なぜ五回」とか「MECE」とか。割と常識なんだろな、大きな会社に勤めている人の間では。確かに便利なフーイムワーク。

だけど、個人的に一番面白かったのは通信教育を展開しているのコツ。

それにしても、フォトリーディング、、、ちと興味あり。

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
勝間 和代
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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武者小路実篤詩集 亀井勝一郎編

2008年09月13日 | 小説
二十五歳時の作品から歳を随分重ねた後のものまで集められている。

青年期の作品には少し退屈に感じた。

歳を重ねてからものには、心に響くものが多くあった。
きっと、僕が普段見落とすことに対する喜びがうたわれていたからだと思う。

一つきになったのは、愛とか神とかキリスト教徒を思わせる言葉がたくさん使われていたこと。
ネットで調べた限り、武者小路はそうでなかったらしいんだけど。
うーん、なんでだ、なぜ他の言葉ではいけなかったのだ?
今とはconnotationが違うのかな、、、。それとも当時の武者小路のキャラクターは、
connotationなどoverrideする力があったのか。

最後に、
武者小路は、浮世離れし続けた人だったんだね。
批評家の中には、彼を世間知らずで無責任のボンボンだと悪く言う人があるらしいけど、
そうありつづけることは簡単じゃないと思う。それでいいじゃないか。
確かに、呑気なもんだな、と思う作品もあるけど、それは見方によるし、
そういう人間がいない世の中などつまらないに決まってる。

武者小路のように無邪気に喜びを感じられるジジイになりたい。

武者小路実篤詩集 (新潮文庫)
武者小路 実篤,亀井 勝一郎
新潮社

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素敵な夢を叶えましょう 桑田佳祐

2008年09月11日 | 
忌野清志郎のエッセイ集を読んだときも思ったことだけど、文章が上手。

本をたくさん読んだから?耳がいいから、響きがいい言葉をつなげることが
上手なのか?歌詞をたくさん書いてきたからか?

サザンオールスターズのファンではないけど、桑田佳祐は昔から好感を持ってる。
普通の人っぽくしてるけど、作る曲は非凡だし。
文章の内容も特別じゃないけど、なぜか非常に面白い。

何がそうさせるんだろう。

開いた心か?そうなのか?

素敵な夢を叶えましょう
桑田 佳祐
角川書店

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Into the Wild

2008年09月10日 | 映画
ショーンペンが監督だと知ったので観に行きました。

ちょっとcheesyかなと思ったけど、終わり方がいいなぁと思ってたら、
最後の最後で実話に基づいてることが判明。

いるもんだ、凄い人って。

言いたいことがあったのかどうかは知らないけど、メッセージは
受け取ったつもりで帰ってきました。

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効率が10倍アップする新・知的生産術ー自分をグーグル化す方法ー 勝間和代

2008年09月08日 | 
買ってしまった、、、。

自分をグーグル化するだなんて、ほぼ自殺だと思ってたけど、
買ってしまった。どうしてだろ、本屋でよく見かけたからかな。

「読書のときは著者と対話するつもりで読む」ということくらい。
ずっと忘れていた姿勢。

つまらんと思うのは君に受け皿がないからだ、みたいなコトも書いてある、
ごもっともです。

苦手なイメージがあった著者ですが、読んでみて良かったと思う。
著者が自分で試してみて(ここは素直に信じる)、良いと思った道具や方法を
具体的に書いてるし、、、つまり、この方にはこういう本を書く資格があると思う。
試してみようかな、と思ったこともあるし。食わず嫌いは一番カッコ悪い、だからやってみる。

個人的には、日本でチャリ通には限界があると思うけど、最近は雨も多いし。
やっぱり、GORE-TEX上下、、、かな、それともタクシーかな。

本は新品で買うのが礼儀、、、とあります。
これもごもっともですが、僕は古本屋で買った。

ファンになれば新品で買うようになると思います。
だから最初の一回は許してください。

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
勝間 和代
ダイヤモンド社

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漱石文明論集 磯田光一編

2008年09月07日 | 
僕の日常では、判然としないことを簡単な言葉で話したことがまとめられてる。
古い言葉が多くて、何度も辞書を引いたけど、面倒だと思わないほど
面白かった。

猫とか坊っちゃんを書いた目的と意味みたいなことも書かれてて興味深い。

彼が話したことを理解するのは難しくないけど、それを心に留めて日々を
生きることは難しい。そして、それが出来なければ理解していないと同じこと。

精進が足りない。

漱石文明論集 (岩波文庫)
夏目 漱石
岩波書店

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アフリカ 苦悩する大陸 ロバート ゲスト

2008年09月01日 | 
大筋は聞いていたアフリカの実情だけど、実際の出来事を読んでみると、
とても同じ時代の話とは思えない。テレビでは流せない描写が多くある。

Referenceもしっかりしてる。かなりの労力をついやした本であることは
間違いない。筆者の議論に一つ一つ賛同や反論する知識と時間はないので、
2,3気になること。

筆者は、多国籍企業がアフリカに進出することは良いと言う。
雇用を生み、技術向上の為になる。人権団体から避難を浴びないために寄付も
するし、不当解雇もしない(これが大問題にもなるみたいだけど)。
確かに、仕事が無くて荒れた生活をするくらいなら、仕事をした方が良い。
例えロンドンの会社が一番儲かってるにしても、アフリカの労働者は、治療薬や
ビール(体調が良ければね)を買えたほうが幸せなのだ。国が成長する際には、
搾取ともとれる環境で懸命に働き、経済力の差を縮めるのだ。これは皆が通る道。
これをつっぱねるなら、アフリカは永久に変われないだろう、といった論調。

一理ある。みんな幸せになるとは言えなくても、飢餓に苦しんでるよりは良いはず。

筆者は支配層が良くないと言うけど、それは問題の表面だと思う。
僕は、言葉も通じない人たちを集めて一つの国家にしようとしているのが
そもそもの間違いだと思う。誰が力をつけると別の誰かが力ずくでぶち壊す。
その後は、自分と直接関係のない国民は人間とみなさない政治で君臨する。
それの繰り返しに見える。

日本は、戦国時代に大体の決着がついていた。だから、わりとすんなり富国強兵
に邁進できた。最終的に戦争で痛い目に遭うわけだけど、その後に復興もやりやす
かった。という議論が一番的を得ていると思う。

違うのかな?小さな自治区としてゆっくりと成長することはできないのかな?
資源がある地域を他の地域(又はアフリカ以外の国々)が放っておかないってことか?
筆者に聞いてみたい。

僕が一番、筆者に期待していたのは、一人一人が今日から始められるような
提案だったんだけど、見つからなかった。自分で考えなきゃな。

最後に、日本については間違ったことが書いてある。
日本のティーンエイジャーが、洋画よりも邦画を多くみるだなんて、あるはずがない。

、、、他でも都合の良いデータをひっぱり出しているかも知れない
と勘ぐりたくなる。

国家を信用しないアフリカ大陸の人々。筆者を信じられない僕。

皮肉だ。

アフリカ苦悩する大陸
ロバート・ゲスト
東洋経済新報社

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