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それが一番の問題

概要は後からついてくる

生きがいについて 神谷美恵子

2022年12月31日 | 


100分de名著で知った本。

二回読んだ。間違いなく名著。

今年読んだ本の中で最も心に残りそう。

「調理場という戦場」もかなり良いけど。

読んでみようか迷っている人がいたら、
とにかく手にとることを薦める。

東京ヒゴロ 松本大洋

2022年12月31日 | 漫画



たまらなく好き。
主人公側の人たちが、
頑張っているからかな。
アウトサイダー的な立場で。

主人公は会社を辞めて、
自分が良いと思う漫画を作ろうとする編集者。

漫画家たちは自分の作品を描こうとするが
簡単にはいかない。

みんな頑張ってる。
なんの保証もなく。

そうゆう姿に勇気をもらっているのだと思う。

采配 落合博満

2022年12月31日 | 


んん、ツイッターのBotで気になる言葉が多かったから買ってみた。

正しいことをリマインドしてくれる本というか。
「そう、それでいいだよ」と言ってもらっている感じ。

通勤の電車の中で読んで、少しだけ心を強くしてもらっていた。

信じていること、心で正しいと感じていることを、
その通りにやり続けることは実はとても難しくて、
できている人はほとんどいないんだと思う。

屋根裏のチェリー 吉田篤弘

2022年12月31日 | 小説


最高。

この人が書く小説の世界観が最高に大好き。

「流星シネマ」という小説と同じ街に生きる人々のそれぞれの視点から書かれている。
その手法も好きだけど、もちろん対象となる話自体が素敵。

少しだけファンタジー要素がある世界を、僕の日常から垣間見させてくれる。
その結果、少しやさしく、ゆっくりじっくり物事をしっかり捉えて生きていこうと思う。

あんまり長く続かないんだけどね。

だからかな、吉田篤弘さんの本がでると、必ず読んでいる。
もう少し、ゆっくりと、しっかりと地に足をつけて生きたいと思うんだ。

調理場という戦場 斉須政雄

2022年12月31日 | 


熱い。

いわゆるビジネス本よりも、一流の人たちの体験談の方が心に染みる。

ノートに書き出しておきたい言葉がいくつもあった。

この人の下で働くのは大変だろうと思うけど。
どこへ行っても通用する人に成れるんだろう。

とても良い本。本棚に置いて、たまに背表紙を眺めて、
自分を奮い立たせたい。


夜景座生まれ 最果タヒ

2022年12月31日 | 


最初にこの人の詩を読んだのは2017年あたりだったと思う。
その時はなにか宇宙を感じた。

日本語で、科学的な内容では全くなく、宇宙とのつながりを感じた。

この本に載っている最果さんの詩からは宇宙を感じることができない。

僕の感性は枯れてしまったのだろうか。
他の何かに変わったのだろうか。

断片的回顧録 燃え殻

2022年12月31日 | 


この人の文章は好きだ。
一年半前くらいだったかな、初めて読んだのは。

この本は日付付きで、その日に思ったことが書かれている。
断片的=そのに日に思ったこと
回顧録=日記的なスタイルってことだろう。

あとは、タイトルがついたエッセイ的な文章もある。

目線が僕に似ているかも知れない。
そう思う人が僕の他にもたくさんいるんだろう。
それが名作ってやつの条件だって誰かが書いていたな、、、。