
ある朝、起きたらやる気がなかったという著者の体験。その理由が知りたくて買った。
理由はわかった。ブログには書かない。
好きな言葉を書き出しておく。
P155
私は常々、「こうとしか生きられない人間の、その生きざまを描きたい」と話しているが、別の言葉でいえば「人間の不自由を描く」ということだ。
P156
薬が効いているあいだ、淡々と丁寧に進めることはできるが、発想力は落ちる。元の散漫な脳みそも、創作の役にはたっていたようだ。
P160
井上ひさし。「自分にしか書けないことを、誰が読んでも分かるように書く」大切さを繰り返し教えてくれる。
→何冊も文章指南を出している。
P218
心からエネルギーを引っ張ってきて、何かをつくれば、どんな人でもアーティストだ。子供のためにつくる夕飯も、同僚にかける何気ない言葉も、すべては創作物だ。心とつながった暮らしを送れば、生活そのものが芸術であり、人はみな芸術家なのだと思う。
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