原野の言霊

風が流れて木の葉が囁く。鳥たちが囀り虫が羽音を揺らす。そのすべてが言葉となって届く。本当の原野はそんなところだ。

コッタロ湖から見た釧路湿原

2008年10月08日 09時02分14秒 | ニュース/出来事
遠くにシラルトロ湖。別荘の家並みも見える。右側の湿原はタンチョウが卵を産み、子育てをする湿原地帯となっている。手前の沢には釧路川が流れている。湿原の形態がよくわかり、細岡や釧路の湿原展望台とは一味違う風景であった。
1958年に国指定釧路湿原鳥獣保護区、1980年にラムサール条約登録地、1987年に釧路湿原国立公園の特別区に指定されている。
1万年前までの氷河期には釧路湿原も陸地化していた。しかし、6千年前からの温暖期には海水が浸入。山々を残して海の一部となっている。4千年前から徐々に海水が引き、3千年前には現在の湿原風景となっている。かつて海であった様子は展望台から眺めると理解できる。

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