やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】207 ⒅ 日朝関係(戦後)の描き方 26 <ⅵ 現在の課題1/3:北朝鮮1 実物コピー>

2017年06月10日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

ⅵ 「現在の課題1/3:北朝鮮」の描き方のちがい

 中学歴史教科書の最後の章には、過去の歴史ではなく、”現在の課題”も書いてある。

 本来は「公民教科書」の内容だろうが、各社とも、《過去のできごとと現在の問題が分かちがたくつながっている》という認識のもとに書いているのだろう。

 それは、歴史教科書の範囲を超えて、《もうすぐ大人になる日本人すべてに”指針” を与えている部分》なのだから、慎重に、しっかりと比較検討しなければならない。

 この⒅項のⅵでは、《各社各様が示している”現在の課題”》のうちの「日朝(韓国+北朝鮮)関係」の部分だけを調べる。

 

① 実物コピー

 【育鵬社】

 

 

【自由社】


 

 

【東京書籍】

 

 

【帝国書院】

 

 

 

【教育出版】


 

 

【日本文教】 ※言及なし!

 

【清水書院】

 

【学び舎】 ※言及なし!

 

※日本文教と学び舎も ”現在(将来)の課題” の章があるのに、北朝鮮問題は無視!?
 昨年
度から使われている”最新版”なのに…

 ~次回、まとめと考察~ 

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《著者:松永正紀  教育評論家 /h22(2010)年度 唐津地区(佐賀県唐津市+東松浦郡)小中学校校長会長》