やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】203 ⒅ 日朝関係(戦後)の描き方 22 <Ⅴ 日韓基本条約 3:実物コピー1/2>

2017年06月06日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

② 実物コピー 1/2

 

【育鵬社】

 

 

 

【自由社】

<↓再掲>

 

 

【東京書籍】

 

 

【帝国書院】


 

 おととい、JC(日本青年会議所)佐賀のフォーラムで「中学歴史教科書比較と採択の仕組み」についてほんの少しお話したところ、「こんなに教科書の中身がちがっているとは思わなかった」という感想がありました。

 この感想は当然のことで、中学生のときに、”自分が使っている(=使わされている)教科書以外の教科書を読んだ学生” なんて、まずいないからです。また、大人になって2社以上の中学歴史教科書を全文きちんと読み比べるは、数千人ほど/約1億2500万人、ではないでしょうか。

 きちんと読み比べる数千人ほど(推計)」とは、①文科省検定担当官、②教科書採択のための調査研究機関の調査員3000人ほど=全国581採択地区(h26)の中学社会科教員:581×5人ほど+都道府県教委の47×数人の200人ほど)、~以上は必須の仕事として~ /③(とても仕事熱心な)教科書会社の編集・営業担当者の一部、/④日本の中学歴史教科書の内容に ”非常に特別な興味関心(や危機感など)” をもっている日本人のほんの一部と、同、敵性あるいは競争的外国人のほんの一部。たぶん、計数百人ほど、⑤教育学などの研究者や教育評論家などのほんの一部、⑥報道機関で教育・政治・文化などを担当する記者や、フリージャーナリストのほんの一部、⑦その他。 

 ※いくつかの教科書をざっと(ぱらぱらとめくり)、あるいは、表紙と目次くらいは読み比べる人=教科書採択委員(6000人ほど:581×10人ほど)の一部
 
(《ほとんど委員は、上記「調査員」の報告資料を読んだり、採択委員会で報告を聞くだけ》、という実態は、関係者にはよく知れわたっている。)

 

 具体的でなければ真の説得力はなく、採択の仕組みと実態についてどんどん詳しくなってしまう(※ある採択地区の「教科書調査員」を3回勤めました)ので、次回に少し触れて、そのうち、独立した<脱線>記事にすることにします。

 

~次回、実物コピー2/2 +α~ 

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