昨夜、佐賀県唐津市立佐志小学校(児童数約470人)のF先生と久しぶりに話をした。彼は教員になってまだ4年目に入ったばかりだが、「学級運営・授業が楽しい」と言う。しかも、5年生の担任なのに。
読者のなかには、なぜ、「しかも、5年生の…」と書いているか、その意味がお分かりにならない方がおられるかもしれないので、念のために・・・
※小学生・小学校の現状
・子供(たち)の人格が未熟・・・30年前と比 . . . 本文を読む
東日本大震災での日本人被災者の行動を映像で見て、世界中が驚き、賞賛したが、おそらく多くの日本人は 《驚かれたことに驚いた》 のではないだろうか。
よい意味で 《日本人と日本の異質さ》 が注目されているので、私自身を研究材料にして、「歴史観」と「日本文明」について少し考えてみたい。
■経歴・・・私は、大東亜戦争(米呼称:太平洋戦争)敗戦から5年後の、昭和25(1950)年に佐賀県の(現)唐津市 . . . 本文を読む
K小学校 その4
■学力が高かった理由 3
※「学力」の考え方や種類はいろいろあるので、過去記事:「子どもの学力は落ちているのか?」を参照してください。
3 小人数学級での効果的な学習 ~総合的な学習の充実~
○小人数学級の長所
なにが「良い」かはそれほど簡単に言えるものではないが、曖昧に《「良い学級」=人間関係も学習状況も良好な学級》としておく。
そうすると、《小人数だと必ず良い学級にな . . . 本文を読む
K小学校 その3
■学力が高かった理由 2
※「学力」の考え方や種類はいろいろあるので、過去記事:「子どもの学力は落ちているのか?」を参照してください。
前回は「1安心できる安定した環境」について説明した。これから順次「小規模校の短所を克服した学校づくり」「小人数学級での効果的な学習~総合的な学習の充実~」「教職員の自覚」について述べる。
2 小規模校の短所を克服し、長所を生かした学校づくり . . . 本文を読む
今のテレビ・新聞の状況は、《情報の信頼性》の観点からはひどいものだ。常に、「何のための、誰のための記事か?」「なにかごまかしていないか?」「嘘ではないのか?」「隠していることはなにか?」…と、常に警戒して裏読みし、検討しないと、情報が理解できなくなってしまった。その理由は、報道の姿勢だけでなく内容すら、とても日本と日本人のためのメディアとは思えないことが多すぎるからだ。
そのなかで、産経だけが . . . 本文を読む
【国策前提】=国策検討のための前提認識の研究=「日本と世界の現実」の理解作業。<参照:中間まとめ>
◆「政治的危険性」=現在および将来において、行政権力が、「民主主義の原理」および「法治主義の原理」に基づくことなく、国民の生命・身体および財産を毀損する可能性。
■危険な「政治団体」はあるのか?その2
※政党および《政党と直接的な関係を持つ政治団体》については、すでに政党の政治的危険 . . . 本文を読む
【国策前提】=国策検討のための前提認識の研究=「日本と世界の現実」の理解作業。<参照:中間まとめ>
◆「政治的危険性」=現在および将来において、行政権力が、「民主主義の原理」および「法治主義の原理」に基づくことなく、国民の生命・身体および財産を毀損する可能性。
■危険な「政治(的)団体」はあるのか?
※政党および《政党と直接的な関係を持つ政治団体》については、すでに政党の政治的危険性について . . . 本文を読む
題 子供達に伝えたい日本の誇り -7つのポイント~後編 : 独立日本の矜持~ (「日本の息吹」平成23年3月号)■シナ大陸に隷属したことがない国〈渡辺〉 シナの周辺諸国は、ほとんどがシナに朝貢した歴史を持っていますが、唯一、日本だけが例外~~。隋という鮮卑族の巨大な王朝が出たときに、日本の皇室ははjめて大陸シナと国交を開きますが、聖徳太子は、まったく対等の国書を寄せています。「日出る処の天子、書を . . . 本文を読む
私自身もふくめ、戦後の日本人の多くが 「日本や日本人の誇り」を忘れたり、教えられなかったりしてきたことに、10年ほど前から気づきはじめました。 では、「日本会議」発行の月刊雑誌「日本の息吹」に掲載された、渡辺昇一氏(上智大学名誉教授)の対談記事の一部を、2回に分けて紹介(引用)します。題 子供達に伝えたい日本の誇り -7つのポイント
~前編 : 神話は民族の記憶である~ (「日本の息吹」平成2 . . . 本文を読む
今日4/21の産経新聞に、宮家邦彦氏の 「エネルギー戦略は大丈夫か」 という論文が載っていた。あまりひどいので反論する。~~再生エネルギーがいかに望ましくとも、経済原理には勝てない。~~~~日本財政はいずれ破綻しかねない。マーケットが見る日本国債売りの引き金は日本の経常収支の赤字化だという。~~~~当分の間、日本は原発と中東原油に依存せざるを得ない。~~~~資源エネルギー庁と原子力安全・保安院は . . . 本文を読む
・書き終えた章:1言葉が生まれるとき 2言葉はなにを表しているか 3言葉を作っている材料はなにか 4言葉はどこにあるか 5単語の種類 6章:文や文章はなにを表しているか
7章 言葉が伝わるしくみ:1「ない(無い)」という言葉の不思議 その3
■「無い」ことをどうやって知ることができるのか?
前2回で、「在る」ということをヒトがどうやって知るかということについて考えた。
では、「無い(ない . . . 本文を読む
・書き終えた章:1言葉が生まれるとき 2言葉はなにを表しているか 3言葉を作っている材料はなにか 4言葉はどこにあるか 5単語の種類 6章:文や文章はなにを表しているか
【子どもにわかる言語論】73 7章 言葉が伝わるしくみ
1「ない(無い)」という言葉の不思議 その2
■「ある(在る)」ことをどうやって「知る」ことができるのか? 2/2
前回、《○○が在る》ことを知り、かつ、○○という言 . . . 本文を読む
【新日本】9 ~「驕り」から「畏れ」へ~
平成23年4月18日の産経新聞1・2面の【日の陰りの中で】シリーズとして、「驕り」から「畏れ」へ という題の佐伯啓思氏の論文が掲載されました。
「人類」は「自然」とどのような関わり方をして生きていけばよいのか、根本的に考えさせられる論だと思いましたので、まず、かいつまんで紹介(一部引用)します。(※赤字化は私による)
1755年にポルトガルのリ . . . 本文を読む
K小学校 その2
■学力が高かった理由
この小学校の子どもたちの学力がいつごろから(相対的に)高かったのかはっきりは分からない。私がぼんやりと「町内では高そうだ」という情報を知ったのは20数年前、同じ町内のD小で教務主任をしていたころ。
そのころのデータは2種類あり、一つは教研式標準学力検査という民間会社の偏差値測定テスト(NRT)。
国語と算数で実施。これにより、ペーパーテスト学力( . . . 本文を読む
K小学校(E小と同じ学校) その1
・全校児童:約60人 6学級/在勤2年間 5年ほど前 /11校目。校長としては3校目
・教職員13:校長・教頭・養護教諭・事務職員 各1、教諭7(担任6、教務主任1)、市職員2(用務員、司書補)
思い出深い、もっとも幸せだった学校。
一度目は20年ほど昔、平成2(1990)~6(1994)年の5年間、教務主任として勤務。12年の時を隔てて2度勤めた地元( . . . 本文を読む